雑兵たちの戦場 - 中世の傭兵と奴隷狩り

雑兵たちの戦場 - 中世の傭兵と奴隷狩り

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  • サイズ B6判/ページ数 284,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022568946
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C0021

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

B-Beat

14
ふとしたことが切っ掛けで関心が高まった「教科書の載っていなかった歴史」。2022/01/12

印度 洋一郎

2
戦国時代を最下層の雑兵から見ると、どうなるか?戦場は貧困をあえぐ彼らにとって、大切な稼ぎ場だった。女子供を大量に捕らえて奴隷として叩き売り、何でも略奪して我が物にする。そんな視点で見てみると、国際商品として輸出されていた奴隷、東南アジアで戦う日本人傭兵、村を要塞化して武装する百姓、色んなものが見えてくる。上杉謙信も武田信玄も伊達政宗も、皆戦の後は奴隷市場を立てていた。きっと、歴女はこういう本を読みたがらないだろう。2009/12/02

トーマス

1
戦国時代は好きなんだけど、でも考えれば考えるほどわからない。騎馬突撃とかいうけど、実際それってどうなのよ?どんな攻撃なのよ、とか。何を食べて、何を着て、どうやって暮らして、どんなふうに戦ってたのかってね。この本は戦場の大半を占める雑兵たち、そして戦地の村人たちの視点がどうだったかが描かれている。人がさらわれ田畑が荒らされる戦場。戦場は常に稼ぎどころなので、あぶれものや稼げない人たちの働き場所だったこと。秀吉の対外戦争、公共事業、東南アジア進出が国内戦争がおわったからであること。2017/01/24

友川サイコー

1
戦国時代の戦争の実態は、講談や小説のように武将同士の知略や勇壮さでなく、下働きする下人・中間の生業としての乱暴狼藉・略奪等が主だという。歴史とは、勝者・強者によって書かれるという厳然たる事実を再認識。2016/06/27

しまけん

0
新版にしたかったが図書館に蔵書無し。2020/08/08

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