内容説明
司馬遼太郎と共に訪ねて見た人びとの暮らしをカラー版で贈る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ルルママ
14
先日、読んだ司馬遼太郎の「台湾紀行」(街道をゆく・40)のスケッチ集。安野光雅も好きなので、図書館で借りた。いつもながらの優しい画風。ページをめくるたびに「台湾紀行」のシーンを思い出す。お祭りを描いた台北、農暦遊街が好き。ラフな感じなのに、祭りの音が聴こえてきそう。最後の言葉「いま、台湾で会った人々の顔も感謝とともに浮かぶ。とりわけ通訳をしてもらった女子学生のみなさんの名前や顔は、その方たちが結婚されるまで忘れないだろう」結婚されるまで?よくわからないけど、クスッと笑ってしまう。2019/08/18
たす
9
台北の図書館にあった古い画集。安野光雅さんの絵が好きなので思わず手にとってじっくり楽しんだ。有名な司馬遼太郎の『台湾紀行』の挿絵を担当していたのか!あの頃の台北や花蓮の街並みは、現在と比べてまだ日本の香りが残っていたように感じる。林森南路の廃寺や杭州南路の背の低い建物群なんて、今はないのではないだろうか。(調べたら廃寺はあるが古跡となり生活感とは隔絶されている様子)とはいえ、現代でも変わらない風景があったり、安野光雅さんの柔らかいタッチから、台湾の人間的な雰囲気を感じることができる。2023/04/25
糸文
4
★★★★☆綺麗な絵で癒やされた〜今度『台湾紀行』も読んでみたい〜2023/11/16
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