内容説明
戦後日本の各界人士を相手に仮借ない筆で切り込み、インタビュー記事に一時代を画した名著。ジャーナリスト志望者へ贈る文章読本。待望の復刊。
目次
浅沼稲次郎
浅井清
芦田均
榎本健一
古垣鉄郎
藤陰静枝
藤沢庫之助
長谷川如是閑
長谷川一夫
長谷川町子
原節子
林芙美子
林譲治
灰田勝彦
広川弘禅
星加要
羽黒山
井伏鱒治
石坂洋次郎
猪熊弦一郎〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitam
2
人が褒められているだけの文章は読んでいてつまらない。本人に「実は◯◯なんですよ」と弱みを言わせてそのまま書くのはよくある逃げだけど、それも本人の言えることに過ぎないのだから、謙遜の域を出ない。筆者の責任で、本人の短所を書く。当たってるから面白い。描いている人物に深みが出る……ま、難しいよね。最近だとスポーツ選手か政治家じゃないとそういうのあまり見ない気がする。2018/09/30
toupi
0
その当時の歴史を知りたいときの参考書によい本。当時を知らない私が読むには、Wikipediaが必要だった。じいちゃん、ばあちゃんとのコミュニケーションに最適かも…2016/04/12
susie
0
初版は1950年、再刊が1988年。いずれも朝日新聞社刊。1949-50年の連載もの。2011/06/26