出版社内容情報
谷中・根津・千駄木に長く続くお店、工房など60軒以上を訪ね、じっくり聴かせてもらったあれこれを一冊に。これからもずっとご近所に居続けてほしい、そんなお店と家族のヒストリー。地域雑誌「谷根千」を立ち上げ町に寄り添ってきた著者による聞き書き。
内容説明
谷中・根津・千駄木に長く続くお店、工房など60軒以上を訪れ、じっくり聴かせてもらった家族の物語を一冊に。雑誌「谷根千」を立ち上げ、町に寄り添ってきた著者による聞き書き。
目次
第一章 谷中(鉄道員から役者へ そして寿司屋に すし乃池;うちは町の駄蕎麦屋ですけど 大島屋;地域にたったふたつだけの銭湯 朝日湯 ほか)
第二章 根津(創業70年の町中華 オトメ;根津のお守りみたいな甘味屋 芋甚;焼き上がるはしから同じスピードで売れていく 根津のたいやき ほか)
第三章 千駄木(浅草生まれお母さんの下町トーク おでん処たかはし;団子坂途中の穴蔵みたいなイタリアン ターボラ;NO MEAT NO LIFE! 朗らかで親切な肉屋さん ミートショップ オオタニ ほか)
著者等紹介
森まゆみ[モリマユミ]
1954年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。84年地域雑誌『谷中・根津・千駄木』(通称・谷根千)を創刊、2009年の終刊まで編集人を務める。その後、集まってきた資料の整理とアーカイブ化を行う「谷根千記憶の蔵」を主宰。サントリー地域文化賞、日本建築学会文化賞を受賞するなど、地域にある懐かしい建物を残し、活用すべく奔走している。主な著書に、『〓外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『「即興詩人」のイタリア』(JTB紀行文学大賞)、『「青鞜」の冒険』(紫式部文学賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。