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出版社内容情報
安倍元首相銃撃事件、旧統一協会と政治の関係、ジャニーズと性加害問題、泥沼のロシア・ウクライナ戦争、ハマスとイスラエルの衝突……話題となった出来事から人間の未熟さ・弱さを見つめ、世の中の深層をさらにえぐった論考集。待望の第3弾!
内容説明
目まぐるしく変わる社会の本質を捉えた珠玉の20編。「安倍元首相銃撃」「さんまさんとM‐1」「デヴィ夫人vs.森元総理」「戦争と平和」「芸能界の性加害」「メディアの沈黙」…。相変わらず朝日新聞「天声人語」より深くて鋭い!「ピカソ芸」炸裂!
目次
神と人
信じる力
神の・ようなもの
ハロウィン
小さな声
笑いは戦場
この国の考え
公僕と主権者の代表
未来
親切
ジャニーズの犯罪
かもめ
生きることの意味
人権と法
法と無法
約束
個人的な正義
正月
理由
もしトラ
著者等紹介
太田光[オオタヒカリ]
1965年5月13日、埼玉県生まれ。日本大学藝術学部演劇学科を中退後、88年、大学の同級生の田中裕二と爆笑問題を結成。93年「NHK新人演芸大賞」、2006年「芸術選奨文部科学大臣賞」、20年「ギャラクシー賞」ラジオ部門DJパーソナリティ賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
35
三冊目となる『芸人人語』。これまでがそうだったように、本書でも太田光の主張は一貫している。それはふたつあって、ひとつは太田はここで善悪の評価をしているのではない、ということ。もうひとつは誰しも自分を一番大切にする権利がある、ということ。太田はいわゆる正義を疑っている。安倍元総理暗殺に端を発する旧統一教会の問題でも、あるいはジャニー喜多川氏による性加害をめぐるジャニーズの問題でも、太田は正義を疑うので当然世間の論調とはズレていく。(つづく)2024/06/11
Hammer.w
23
太田さんが悩み続けた結果が本になっています。 この本だけでなく、テレビやラジオ、Youtubeでの太田さんを観ながら読めばより面白いです。2024/07/10
nonicchi
11
太田さんの文章、まとめて読むのは初めて。正直読みづらい(ご本人も自覚があるようで)。考え方に納得出来ない箇所もあり、今回はパスしようかなとも思いましたが、たまたま開いた高史明さん訃報の章で涙してしまったので最後までつき合う事に。正義感を振りかざし、ある方向に意見を集約するマスコミの姿勢を危うく感じ、こういう見方もあるんじゃないかと一生懸命提示しようとする、それがバッシングに繫がってるんだなと改めて感じました。ラジオ愛聴してるので太田さんらしいなとも。読了できて今はホッとしています(笑)。2024/09/15
レコバ
11
太田さんの意見だけでなく、その前提となる事実関係にもそれなりの紙幅を割いているのは、ネタにした事件自体が風化してもこの本が残ることを意図したのかな。主流に取りこぼされがちな「弱い」人たちの側に立った視点を、実体験を踏まえて語る「ピカソ芸」も残り続けるといいのにな2024/08/05
らくだ
11
近所の本屋でサイン本入手。苦労して言葉を選んでいるかんじは読みづらいけど好感がもてます。2024/06/01