いっきに学び直す<br> 教養としての西洋哲学・思想―いっきに学び直す

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いっきに学び直す
教養としての西洋哲学・思想―いっきに学び直す

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  • サイズ 46判/ページ数 512p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022519740
  • NDC分類 130
  • Cコード C0010

出版社内容情報

◆高校の「倫理」の教科書は使える! 受験勉強のノウハウで効率よく西洋哲学と思想の教養を身につける。「日本一生徒数の多い社会科講師」と「知の巨人」がタッグを組み、日本の武道や芸道(芸術)で用いる「守・破・離」で本書を構成。◆「守」は師や流派の教え、型・技を忠実に守り確実に身につける段階を指す。「破」は他の師や流派の教えについて学び、それを自分の技に活かす。「離」において、特定の流派から離れ自分独自の技法を確立する。◆受験生でその名を知らぬ者はいない「スタディサプリ」の有名講師・伊藤賀一氏が、高校で使用される教科書の内容に合わせて講義を行い(「守」)、佐藤優氏が大学や大学院で教えられるような発展的思考を披露(「破」)、さらに実際の生活で哲学の知識がどう役立つか、常識から少し外れた考え方について対談する(「離」)。◆古代ギリシア思想、宗教と中世思想、近代思想、近代市民社会、社会主義とプラグマティズム、実存主義、精神分析学、ヒューマニズム、ポストモダニズムから多様な現代思想まで、西洋哲学の知識を幅広く網羅する。ソクラテス、プラトン、アリストテレスからスピノザ、マルクス、ニーチェ、ハイデガー、サルトルまで。社会人の学び直しにも最適。◆世界のエリートと競うのに必要かつ十分な知識が詰まった「これからの新定番」。

内容説明

世界のエリートが「常識」としている西洋哲学の知識が日本の高校の「倫理」の教科書にはコンパクトにまとめられている。この本は、高校で使用される教科書の内容に合わせて「日本一生徒数の多い社会科講師」伊藤賀一氏が講義。大学・大学院レベルでも役立つ発展的内容について専門課程の勉強法のエキスパート・佐藤優氏が解説。大人の学び直しにも最適!

目次

第1章 古代ギリシア思想
第2章 宗教と中世思想
第3章 近代思想のめばえ
第4章 近代思想の確立
第5章 市民革命期の思想
第6章 近代市民社会の倫理
第7章 社会主義とプラグマティズム
第8章 近代的理性の批判
第9章 ヒューマニズム(人道主義)
第10章 脱近代主義(ポストモダニズム)思想
第11章 多様な現代思想

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ。同志社大学神学部卒業。同大学大学院神学研究科修了。85年、外務省入省。在ソ連・在ロシア日本大使館勤務。対ロシア外交などで活躍。同志社大学神学部客員教授。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)、『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞)など多数。外交、政治、文学、歴史など幅広い分野で執筆活動を展開した功績により、2020年、菊池寛賞受賞

伊藤賀一[イトウガイチ]
1972年京都生まれ。法政大学文学部史学科卒業後、東進ハイスクール、秀英予備校などを経て、リクルート運営のオンライン予備校「スタディサプリ」で高校日本史、歴史総合、公共、倫理、政治・経済、現代社会、中学地理、歴史、公民の9科目を担当する“日本一生徒数の多い社会科講師”。30歳から3年半、教壇を降り、全国で各産業の住み込み労働を行い四国遍路も結願。43歳で一般受験し、早稲田大学教育学部生涯教育学専修に再入学し49歳で卒業するなど、実体験と学びを続けている。司法試験予備試験講師、プロレスリングアナウンサー、ラジオパーソナリティやTV出演など複業家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

90
予備校講師の伊藤さんによる「倫理」の教科書をなぞる解説は凡庸だが、佐藤優さんのコメントにはハッとさせられる。特に、「人権とは神の持つ権利を人間に移行させたもの」「性悪説のキリスト教にとってヒューマニズムは悪」など、キリスト者ならではの認識に教えられる。また、プラトンの解説でカール・ポパーを登場させたり、「神曲」に該当する日本の古典は「太平記」という比喩など、議論の飛躍も面白い。最後に佐藤さんは「倫理の教科書全体を通して感じるのは「悪の欠如」」と語る。理性的・合理的であることが悪と結びついた歴史を忘れまい。2024/09/15

ta_chanko

21
古代ギリシャに源流をもつ西洋哲学は、大別すればプラトンの理想主義アリストテレスの現実主義に分けられる。デカルトの合理論は前者、ベーコンの経験論は後者。アメリカ社会のダイナミズムは、プラグマティズム(実用主義)で説明できる。教科書に足りないのは「悪」についての記述。理性的・合理的な思想が生み出したフランス革命やナチズム、社会主義革命の惨劇について。2024/09/21

ろべると

12
スタディサプリの講師がギリシャ哲学から現代思想までの流れを解説し、佐藤優氏が各章で独自のコメントを入れる。久しぶりに社会科の教科書を読んだ気分。大量の知にランダムアクセスできるまで繰り返し読むことを推奨されるが、古今東西の主義思想の奔流に翻弄されるばかり。最後の対談で佐藤氏が、学習指導要領の改定で「公共」を必修とし、国民が意識せずに主体的に国家に尽くすように誘導しているというようなことを述べている。「倫理」「歴史」も含め、共同体強化、自国中心史観に誘導していると。予感はしていたが由々しきことだ。2024/08/22

まさにい

11
本やで偶然みつける。哲学史の入門本はそろそろ卒業して、岩波文庫で日本語訳の原本等にあたろうかどうしようかと思っていたところで、もう一冊、入門本として読んでみようと思ったので購入。分かり易くていいほんです。伊藤さんの部分だけだと平板的になってしまうので、佐藤さんの解説がいい、アクセントになってスラスラと読めました。神権→人権へ、という考え方は、なるほど、と思えたし、杉原千畝の裏話は面白かった。2024/06/30

Yoshihiro Yamamoto

5
A+西洋哲学…😅 何度もトライした分野だが、毎度、読み終えても、わかったんだかわからないんだか…😅 しかし、この本は「歴史書図鑑」や「平安時代」という面白い本を書かれた伊藤賀一さんと、「知の巨人」佐藤優さんの共著。伊藤さんが基本的なことを書き、佐藤さんが重ねて深掘りし、最後に二人が対談する。同じことが角度を変えて3回語られるので、さまざまなフックができて記憶にも残りやすい。巻末で佐藤氏が「能動的記憶(ランダムアクセスできる記憶)にするために3回繰り返して読め」とアドバイス。ネット検索が時代遅れとは‼️2024/09/10

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