恋の幽霊

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恋の幽霊

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022519108
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

あの特別な感情を文芸の最前線でアップデートする新次元の恋愛小説江國香織さん推薦「言葉によって規定されてしまう前の、繊細で野蛮できりのない‘恋’が、容赦なく流れる時間のすきまからこぼれてくる。」京、青澄、土、しき。高校で4人は出会い、恋に落ちた。身体が発熱し、恋愛のぜんぶを出し尽くしてしまった。あの事件が起こるまでは--。あれから15年。歪な力関係の社内恋愛をつづける「京」娘を家庭に縛り付ける毒親から離れられない「青澄」貧しい大家族のなかで育った「土」両親の死から心身に不調をきたし社会との接点を失った「しき」「あけましておめでとう! 久しぶり。みんなどうしてる?」大晦日に送られた京からのメッセージが、どん底のいまを動かしはじめる。各紙誌の話題をさらった『ほんのこども』から1年8か月、著者のすべてを投入した最新長編

内容説明

京、青澄、土、しき。高校で4人は出会い、恋に落ちた。身体が発熱し、恋愛のぜんぶを出し尽くしてしまった。あの事件が起こるまでは―。あれから15年。歪な力関係の社内恋愛をつづける「京」、娘を家庭に縛り付ける毒親から離れられない「青澄」、貧しい大家族のなかで育った「土」、両親の死から心身に不調をきたし社会との接点を失った「しき」―「あけましておめでとう!久しぶり。みんなどうしてる?」大晦日に送られた京からのメッセージが、どん底のいまを動かしはじめる。

著者等紹介

町屋良平[マチヤリョウヘイ]
1983年東京都生まれ。2016年「青が破れる」で第53回文藝賞を受賞しデビュー。19年「1R1分34秒」で第160回芥川賞、2022年『ほんのこども』で第44回野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

197
町屋良平は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、東武伊勢崎線越谷男女四人ベッタリヨン青春恋愛譚の佳作でした。今時の男女関係は複雑です。https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=243052023/10/05

J D

76
 終始惹きつけられた作品。京、青澄、しき、土のあらゆるベクトルの恋。もう少し若い頃に出会いたかった。芥川賞作家の匂いを残したままの長編作品。人生にたらればはないが、きっと小説の中にもないだろう!でも、言いたい。京のメールがあと少し早くみんなに届いていればと思わずにはいられない。ページを進めるごとに新たな話題がこの作品を面白くする。町屋良平好きな作家!!話は異なるが、ファカタバナイストライ!!2023/10/08

ブルちゃん

37
町屋さん今まで笑って読んできたけど、ダントツに重かった。しき、土、青澄、京。どこかとどこかは、勘違いのような、擬似的な物なのかもって思ってたけど、そうじゃないみたい。。一番大事な人はそれぞれいるけど、全部が恋だった?めちゃ難しかった。町屋さんにどんな思いなのか、すごく聞きたいです😊あと個人的に馴染みのある場所がたくさん笑2023/10/15

アマニョッキ

35
町屋さんはとても好きな作家さんで、なぜこんなに好きなのかと考えてみると、自分が「ひと」であることにちょっと自信を持たせてくれるというか、肩にぽんと手をおいてくれる感じがするというか、とにかくそういうぽわんがいい。「ひと」ってやだなって思ってしまう読書が多いなか、わたし「ひと」をもうすこし楽しめるかもなって思える読書って貴重。『ほんのこども』のあとにこれを書いてくれてありがとうございます町屋さん。もう書いてくれないかもと心配したときもあったので泣きながら読みました。ありがとうございます町屋さん。2024/01/30

糸巻

24
初めて読んだ町屋良平作品。高校で出会い、いつも一緒に行動してクラスから浮いていた、しき、土、京、青澄の4人。土が京に告白をしてから皆が恋愛脳になってしまった。3人を好きで2人を好きで1人を好きだけど、傷付いて離れてまたくっついて…。初めての恋だから全て欲しくて突っ走ってしまった10代の彼等。中盤で衝撃を受けてそれを知った彼等がどうなってしまうのか読み進めるのが不安だった。でも読んで良かった。これなら大丈夫かなって思えたから。2024/02/17

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