内容説明
麻布台ヒルズ、上海万博イギリス館などの設計で世界を熱狂させる、希代の建築家のビジュアル・マニフェスト!
私たちの世界は、人間性を失いつつあります。多くの企業は社会よりも株主を、政治家は権力よりも自分の支持者を優先し、多くの都市は魂を失って陰鬱な場所になっています。街はビジネスのために設計され、私たちのためではないのです。では、希望はどこにあるのでしょうか。
世界で最も想像力豊かなデザイナーの一人、トーマス・ヘザウィック氏が、建築という視点から「人間らしさ」を取り戻す方法を語ります。人々を不幸にし、地球を傷つける建物に囲まれる理由、そしてそれを誰もが心地よく感じられる空間に変える道を、情熱的に探求します。
30年にわたる建築の経験と、神経科学や認知心理学の知見をもとに、
鮮やかな物語と美しいビジュアルでおくる、渾身の1冊。
「『HUMANISE』は、あらゆる境界、文化、専門分野の壁を超越したものだ。本書はこの地球上に生きる私たちすべてに向けて、その生命を讃えるよう促している。」
片岡真実(森美術館館長)
「Thomas は、都市、建築、プロダクトを、人間という視点から再編成することで、デザインに自由を取り戻し、さらに社会に自由を復活させようとしている。この試みは、建築を変えるだけでなく、世界を変えるだろう。」
隈研吾(建築家、東京大学特別教授・名誉教授)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
1
ふむ2026/02/22
Go Extreme
1
退屈な建築 人間味 孤独感 視覚的な複雑さ 10年ルール 感情の機能 バイオフィリア 装飾の欠如 均質化 ミニマリズムの弊害 都市の魂 エゴ・トラップ スケール感 触覚性 持続可能性 建築教育 モダニズムの遺産 メンタルヘルス 建物の寿命 適応型再利用 都市のスプロール ヒューマンスケール テクスチャ 職人技 物語性 美意識 公共空間 ファサード 標準化 ディテール 親しみやすさ 知覚の多様性 建築の民主化 インダストリアル・デザイン ウェルビーイング 場所の記憶 変化の受容 創造的破壊 建築界の変革2026/01/31
mochizo
1
コルビジェに代表されるモダニズムに対抗して、ヒューマニズムを大切にする建築を設計しようという運動の本です。想像以上に面白かったです。確かに日本も画一的で、金勘定に走っている建築が目立ちます。ガウディのように彫刻的でなくていいので、人間的な建築の設計を目指すのもいいものかと思います。ぜいお読みください。2026/01/28
hukukozy
0
国内では麻布台ヒルズなどに関わり、世界を舞台に活躍する建築家によるマニフェスト的な本。 『S、M、L、XL』などを思い出させるスクラップブックのような自由なレイアウトのエディトリアルデザインが印象的。 内容としては、モダニズムが建築や都市をつまらなくしてきた大きな要因であり、モダニズムは「カルト」であるとまで言ってしまい、建築教育が洗脳を行ってきた、とモダニズムの潮流を痛烈に批判する。そのうえで、著者がつくり続ける視覚的複雑さを伴ったヒューマナイズな建築のつくり方を提唱する。2025/12/13




