なぜ市民は“座り込む”のか―基地の島・沖縄の実像、戦争の記憶

個数:
電子版価格
¥1,799
  • 電子版あり

なぜ市民は“座り込む”のか―基地の島・沖縄の実像、戦争の記憶

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月14日 16時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022519009
  • NDC分類 395
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「普天間の周りには何もなかった」「きれいな日本語がしゃべれない」「座り込みの意味を理解していない」「0日にした方がよくない?」──。沖縄の基地反対運動に向けられる嘲笑と冷笑。5周遅れのデマは、なぜ繰り返されるのか。沖縄の戦後史から抗議の実像に迫る。

内容説明

「普天間のまわりは、もともと何もなかった」―“5周遅れ”のデマが、なぜ繰り返されるのか。嘲笑と無関心が蔓延る日本社会の病に迫る!嗤う者たちの陥穽と矛盾。

目次

第1章 日本社会を覆う“笑い”の暴力
第2章 戦争の記憶が残る場所
第3章 小さな島で起きた“ネット私刑”
第4章 壊れていくメディア
第5章 「プロ市民」とは誰のことか
第6章 作られる「中国脅威論」
第7章 書き換えられていく事実
終章 問われているものの正体

著者等紹介

安田浩一[ヤスダコウイチ]
1964年静岡県生まれ。「週刊宝石」「サンデー毎日」記者を経て2001年からフリーに。事件、労働問題などを中心に取材・執筆活動を続ける。12年、『ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて』で第34回講談社ノンフィクション賞受賞。15年「ルポ 外国人『隷属』労働者」(「G2 Vol.17」「講談社」掲載)で第46回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 旧柏バカ一代

28
沖縄に住んでた身としては、あの嘲笑は本気で理解出来ない。何を根拠に動いているのだろうか?誰に向かってアピールしているのだろうか?扇動する人達の中にはビジネスにしてる人もいる。そういう人を見るのも嫌になる。何故、嘲笑出来る?年寄りばかりなのは、腕の無い人、脚のない人、眼が見えない人から話を聴いてる人が多いからじゃないか?実際、私が住んでた頃には居たし、、担任の先生も集団自決の生き残りだった記憶がある。その先生もトラウマに悩んでいた。そういう人は各地に居たと思うのに、何でソレをネタにして嘲笑出来る?2023/10/04

金吾

19
著者の怒りが伝わってくる一冊です。報道にも問題があるのかなと思いました。2023/12/24

どら猫さとっち

9
嘲笑、無関心、土人発言、プロ市民…。沖縄をめぐって、このような卑劣な言葉で傷つけ、差別していく。ひろゆき騒動、ニュース女子の沖縄ロケの偽取材、史実を否定する動き…。それらを批判しながら、沖縄県人の想いを汲み取り綴ったノンフィクション。沖縄のことは、あまりにも知らなさすぎた自分に気づき、そのような人が今も存在している。本書は嗤いに対する義憤と、虐げられた人たちへの慈しみを綴った、怒りと悲しみの書である。2023/09/06

二人娘の父

8
怒りにあふれたレポートである。ここまで人は怒れるのか。いやそれは皮相な見方であろう。著者は怒らざるを得ない事実に向き合っているのだ。差別、蔑視、嘲笑…ほとんどがフェイクを基に、ある一定の意図を持って発せられる。抗うことにはエネルギーと、仲間が必要だ。それを私たちが維持できる間は、このたたかいは終わらない。2023/09/22

チェアー

6
市民運動への批判は真っ正面からのものでなく、冷笑という形で表現される。自分を一段高いところにいる存在であるかのようにして、笑うのだ。 このような批判はただ言いっぱなし、そして笑い。交流や相手を理解しようと言う思いは欠片もない。相手に人間として向かい合うのではなく、単なるものとしてしか見ないあり方だ。 これは弱さに由来しているのではないか。2023/09/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21377554
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品