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出版社内容情報
我々はいじめが大好きだ。人は人の失敗が見たくて仕方ないのだ。それがお笑いだ。
笑いはいじめだ。言葉は「凶器」なのだ――。
朝日新聞「天声人語」よりも、やっぱり深くて鋭かった!待望の第二弾!
「石原慎太郎とオワコン」「アンジャッシュ渡部と不倫」「東京五輪のドタバタ劇」
「小山田圭吾氏といじめ」「ロシアによるウクライナ侵攻」「安倍元首相の死去」……
笑いも五輪も選挙も戦争も、やっぱり相方・田中も、世の中は全部つながっている――。
話題となった出来事から、人間の未熟さ・弱さを見つめ、世の中の深層をさらにえぐった珠玉の21編。
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映画は人を傷つける。文学も、絵画も、音楽も。落語も漫才もそうだ。人間の存在自体がそうなのだ。我々はいい加減理解するべきだ。人を傷つけずに生きていける人間などいないのだということを。それでも人間という存在は必要なのだということを。
ダイナマイトも原子力も太陽も宗教も人を殺す。それでも必要だろう。拳銃もナイフもそうだ。それらのものに罪はないのか? ないわけないだろう。でもそれらのものが人を生かしてきたことも事実だ。生と死は重なって同時にそこにある。しつこいようだが、「人を傷つけない笑い」などと簡単に口にする人間を私は全く信頼しない。
古来、人間は「人を傷つけない宗教」ですら作れないでいるのだ。「人を傷つけない映画」も「文学」も「芸術」も「山」も「川」も「海」も「自然」も「宇宙」も存在しない。
(「十四 ジョーカー」より)
■目次
一 オワコン / 二 変化 / 三 日米 / 四 国際社会 / 五 笑いと震災
六 伝える / 七 祭り / 八 運動会とオリンピック / 九 混乱
十 団結 / 十一 時代の価値観 / 十二 立つ場所
十三 笑うことはできるかな / 十四 ジョーカー / 十五 日本人の心
十六 あとの祭り / 十七 正義の味方 / 十八 桜・薔薇・ひまわり
十九 指導者と国と世代 / 二十 不思議の国の…… / 二十一 参院選
あとがき
内容説明
我々はいじめが大好きだ。人は人の失敗を見たくて仕方ないのだ。それがお笑いだ。笑いはいじめだ。言葉は「凶器」なのだ。独創的視点から人間社会の深層をさらにえぐった21編。
目次
オワコン
変化
日米
国際社会
笑いと震災
伝える
祭り
運動会とオリンピック
混乱
団結〔ほか〕
著者等紹介
太田光[オオタヒカリ]
1965年5月13日、埼玉県生まれ。日本大学藝術学部演劇学科を中退後、88年、大学の同級生の田中裕二と爆笑問題を結成。93年「NHK新人演芸大賞」、2006年「芸術選奨文部科学大臣賞」受賞。18年、オムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」の一編、草〓剛主演の「光へ、航る」を監督。20年、「ギャラクシー賞」ラジオ部門DJパーソナリティ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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