芸人人語―コロナ禍・ウクライナ・選挙特番大ひんしゅく編

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芸人人語―コロナ禍・ウクライナ・選挙特番大ひんしゅく編

  • 太田 光【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 朝日新聞出版(2022/09発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022518354
  • NDC分類 779.14
  • Cコード C0095

出版社内容情報



我々はいじめが大好きだ。人は人の失敗が見たくて仕方ないのだ。それがお笑いだ。
笑いはいじめだ。言葉は「凶器」なのだ――。
朝日新聞「天声人語」よりも、やっぱり深くて鋭かった!待望の第二弾!

「石原慎太郎とオワコン」「アンジャッシュ渡部と不倫」「東京五輪のドタバタ劇」
「小山田圭吾氏といじめ」「ロシアによるウクライナ侵攻」「安倍元首相の死去」……
笑いも五輪も選挙も戦争も、やっぱり相方・田中も、世の中は全部つながっている――。
話題となった出来事から、人間の未熟さ・弱さを見つめ、世の中の深層をさらにえぐった珠玉の21編。

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映画は人を傷つける。文学も、絵画も、音楽も。落語も漫才もそうだ。人間の存在自体がそうなのだ。我々はいい加減理解するべきだ。人を傷つけずに生きていける人間などいないのだということを。それでも人間という存在は必要なのだということを。
ダイナマイトも原子力も太陽も宗教も人を殺す。それでも必要だろう。拳銃もナイフもそうだ。それらのものに罪はないのか? ないわけないだろう。でもそれらのものが人を生かしてきたことも事実だ。生と死は重なって同時にそこにある。しつこいようだが、「人を傷つけない笑い」などと簡単に口にする人間を私は全く信頼しない。
古来、人間は「人を傷つけない宗教」ですら作れないでいるのだ。「人を傷つけない映画」も「文学」も「芸術」も「山」も「川」も「海」も「自然」も「宇宙」も存在しない。
(「十四 ジョーカー」より)


■目次
一 オワコン / 二 変化 / 三 日米 / 四 国際社会 / 五 笑いと震災
六 伝える / 七 祭り / 八 運動会とオリンピック / 九 混乱
十 団結 / 十一 時代の価値観 / 十二 立つ場所
十三 笑うことはできるかな / 十四 ジョーカー / 十五 日本人の心
十六 あとの祭り / 十七 正義の味方 / 十八 桜・薔薇・ひまわり
十九 指導者と国と世代 / 二十 不思議の国の…… / 二十一 参院選
あとがき

内容説明

我々はいじめが大好きだ。人は人の失敗を見たくて仕方ないのだ。それがお笑いだ。笑いはいじめだ。言葉は「凶器」なのだ。独創的視点から人間社会の深層をさらにえぐった21編。

目次

オワコン
変化
日米
国際社会
笑いと震災
伝える
祭り
運動会とオリンピック
混乱
団結〔ほか〕

著者等紹介

太田光[オオタヒカリ]
1965年5月13日、埼玉県生まれ。日本大学藝術学部演劇学科を中退後、88年、大学の同級生の田中裕二と爆笑問題を結成。93年「NHK新人演芸大賞」、2006年「芸術選奨文部科学大臣賞」受賞。18年、オムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」の一編、草〓剛主演の「光へ、航る」を監督。20年、「ギャラクシー賞」ラジオ部門DJパーソナリティ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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starbro

162
太田 光、3作目です。朝日新聞「天声人語」より深くて鋭いと言われる『芸人人語』第2弾、著者と同い年で共感できる内容も多いですが、TVでスポーツはNFLしか観ないというのはいただけません。 https://www.titan-net.co.jp/r202209062022/11/02

ぐうぐう

40
「(略)私は「善・悪」の評価をしようとしているのではない」本書の中で、繰り返し繰り返し、しつこいほど何度も登場するフレーズだ。このフレーズは裏返すと、善か悪かの評価は簡単にはできない、ということなのだろう。「炎上」という状態も、加熱しやすいマスコミも、その根底には悪は駆逐しなければならないという善なる行為が支えている。太田光が憂うのは、彼曰く「怪物のような大衆の熱を帯びた心理の暴走」だ。ゆえに彼は、簡単に評価をすること、レッテルを貼ることをしないように心がけている。(つづく)2022/10/20

KEI

11
お笑いだけでなく、政治や経済、文化まで幅広く語った爆笑問題太田のエッセイ集。2020年〜2022年までの世相が反映されており、新型コロナ禍の話が多く出てくる。テレビで観る太田とは打って変わり、とても真摯に物事を考察する思想家の面を垣間見た。そして、太田光は本当に多くの本を読み、考えている人だということがよくわかった。"我々はいい加減理解するべきだ。人を傷つけずに生きていける人間などいないのだということを。それでも人間という存在は必要なのだということを。"という言葉に太田の表現者としての矜持を見た。2023/03/30

スプリント

10
毒舌家だが小心。 時事問題と芸能界裏事情のエッセイ集 2023/04/30

hirayama46

10
はじめての太田光。時事問題を扱ったエッセイ集。賛否両論ある人ですが、こうしてまとまったかたちで読むとやはりどの問題にも真摯さを感じるし、同意や共感はできなくても理解できることは多々ありました。自身の時代遅れを意識しながらも、現代だって無謬ではないという意識もありそうで、そのあたりはわかる気がします。しかし、正直こうしてまとめて読むとちょっとくどくてそれほど読み物として面白いわけではないのですが、SNSで社会問題について書いている人は一読するといいのではないかな、とは思いました。2022/12/28

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