星と龍

個数:

星と龍

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年06月16日 18時22分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022516459
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

悪党と呼ばれる一族に生まれた楠木正成の信条は正義。近隣の諸将を討伐した正成は後醍醐天皇の信頼を得ていくが、自ら理想とする世の中と現実との隔たりに困惑し……。著者最後となった未完の長編小説。安部龍太郎氏による、詳細な解説を収録。

内容説明

正義を貫く、天下の大悪党!夢に生き、夢に死のうとも、“正義”だけは失わぬ―。不世出の猛将かつ知将・楠木正成を描いた未完の傑作。

著者等紹介

葉室麟[ハムロリン]
1951年北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞を受賞し作家デビュー。07年「銀漢の賦」で第14回松本清張賞受賞。12年『蜩ノ記』で第146回直木賞受賞。16年『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で第20回司馬遼太郎賞を受賞。著書多数。2017年12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

275
巻末の安部龍太郎の解説にグッときてしまった。2017年に亡くなった葉室麟への、2年がかりで熟成された”弔辞”を読むようだった。葉室の未完となった遺作は、南北朝が舞台。これまでにない楠木正成が活写されていた。作家デビュー12年で逝去した葉室の才能が惜しまれる。2022/03/30

starbro

172
故葉室 麟は、新作をコンスタントに読んでいた作家です。これまで遺作的な作品を何作か読みましたが、未完絶筆の本作こそ、正真正銘の遺作・最後の長編のようです。著者の新作がもう読めないかと思うと大変残念です。作家 安部龍太郎氏による、詳細な解説もGOODでした。2019/12/12

とん大西

123
南北朝はどちらかといえば苦手な方です。ただ、昔から好印象を持っていた楠木正成という上品な暴れん坊で武骨な策士の生涯をキッチリ読んでみようと、ましてや、葉室さんの絶筆となった作品ならばと…。帯にも謳ってるように、もちろん未完。しかもいい場面で(苦笑)。もし完成していたら600頁ぐらいの大長編になっていじゃあないでしょか。隆慶一郎さんの『花と火の帝』のように未完には未完だからこその味わいがあります。正成には非業の死が待ち受けていますが、彼の正義は如何に全うされたのでしょう…。そんな趣も琴線に触れるところ。2020/03/01

Tadashi Tanohata

40
葉室麟の絶筆だ。何も足さない何も引かない、まさに絶筆だ。だから、「龍」は楠木正成だと文中で察しはつくが、「星」は明かされていない。歴史を鑑みれば想像はつくが、私は限定しない。我が郷土の誉れ楠木正成が、私のランニングコースを縦横無尽に駆け回る。時空を越えたシンクロに震えが止まらない。2019/11/23

紫陽花

39
楠木正成が主人公となります。赤松円心などと計らい鎌倉幕府と敵対し、後醍醐天皇による建武の新政を実現させます。護良親王、足利尊氏、高師直、新田義貞。このころのスターが揃ったと思いきや「未完」との文字で話が終わってしまいました…。この作品は葉村さんの絶筆だったのですね。これ以降のところで楠木正成が大活躍し、非業の死を遂げるので、その直前で話が終わってしまうのは残念でした。2021/09/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14587294
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。