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出版社内容情報
僕の息子は、顔がゆがんで生まれた──。顔の変形やアザ、マヒなど特徴的な外見のため、学校や恋愛、就職で困難に直面した人々を描くルポ。筆者の長男も、顔の筋肉が少なく、笑顔をうまくつくれない。悩める記者が見つめた、当事者の未来。
内容説明
外見の悩みとどう向き合う?どんな顔でも幸福な人生をおくるために。見た目の悩みに直面した人々の人生をたどるルポルタージュ。
目次
第1章 生きづらさの海の中で
第2章 学校生活という試練
第3章 どんな顔でも自由に働きたい
第4章 誰かを好きになったら
第5章 見た目を武器にする
第6章 視線という暴力
最終章 この子の見た目を愛するということ
著者等紹介
岩井建樹[イワイタテキ]
1980年岐阜県生まれ。朝日新聞文化くらし報道部記者。2005年入社。岡山、京都、環境省担当、岩手、紙面編集などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
139
外見に症状がある人々の人生を辿るルポ。脱毛、アルビノ、コブ、歪み等、人によってその症状は様々。我々が普段「外見は気にしない、内面が大事」などと言いつつ、実は相当見た目を気にしているという矛盾にハッとさせられる。肩身の狭い当事者がもっと生きやすい社会にするには、いろんな外見の人がいることを知り、彼らを好奇の目で見ず内面を理解し、普通に接すること。そういった人が、今後もっと増えることを願ってやまない。私の幼少期、頬に赤アザがある友達がいたけど、心がすごく綺麗で真っ直ぐな子だったな。今も元気にしてますように。2021/05/30
kinkin
108
著者は顔面に障害を持つ少年の父。顔面の障害と言っても様々のケースがあることを知った。可哀そう、気の毒、哀れ、怖い、キモいなどその容姿の捉え方は人さまざまだと思う。実際に会ったら私はどんな勘定を持つだろう。なにもなく平然と接することができるだろうか、出来ないと思う。その生きづらさは到底分かるものではない。本書にもでてくる視線の暴力に対してどうするか、学校生活、仕事、恋愛、子育てどの場面も難関だと思う。私にできたことはすこしでも多くの人に彼らのことを知ってもらいたくて図書館にリクエストし置いてもらったことだ。2022/01/15
ゆみきーにゃ
83
みなさんとにかく強い!自分の悩みが本当些細なことに思える。固定概念を植え付けない子育てをしていきたいな!2021/05/11
たまきら
38
息子さんが生まれたときから顔に違和感があることに気づいた新聞記者である父親が、彼の将来を憂いて「顔」を取材した一冊です。「息子の笑顔を意図的に撮影していない」という著者の前書きに考え込んでしまいました。「健常者のあたりまえ」を息子に投影する親の姿は、様々な型に子供を当てはめている自分と大して変わらない気もしたからです。自分より娘のほうが興味を持ちました。確か昔写真絵本があったはずなので、また借りてこようと思います。2021/01/15
manamuse
26
父から息子へ的な印象が強い…。当事者の気持ちなんて分かるわけがない。別に今は幸せですか?とか聞かなくていいよ…。2022/06/03