出版社内容情報
【芸術生活/絵画彫刻】80年も長生きしたが最後は孤独死だったムンク。祖国ノルウェーやヨーロッパでも非難されたが、最後はお札の顔にもなったムンクとは、どのような画家だったのか? 《叫び》など代表作品の鑑賞のポイントを解説。「知ってるつもり?」の美術入門書版。
朝日新聞出版[アサヒシンブンシュッパン]
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内容説明
“叫び”が何枚もある理由とは?豪華愛蔵版・一挙16ページ増量!!ムンクの名画64作品収録。
目次
What’sムンク?
TOPIC 西洋美術史の中のムンク ムンクが部屋に飾りにくい絵を描いた理由
ムンクの生涯
ターニングポイント―名画のストーリー
北欧の中のノルウェー バイキングの血はどこへ?冷めた国民性が、前衛画家ムンクを生んだ
ムンク30作品 誌上ギャラリー
More MUNCH ムンクのモダン・アイ
生命論 生命とは何か?
ちょっと美術史 ムンクは、どこから来たのか
HUMAN ムンクを巡る人々 19世紀の哲学者「ニーチェ」
THEN その時、日本は
TRIP ムンクへの旅
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rapo
11
人はなぜ絵を描くのか。さまざまだろうが、ムンクの絵は死の影に支配されていて、それ故に人を惹きつけるのだろうか。自画像も多く、視点は自身の内へ内へと向かい、見る者の不安や恐怖をかき立てる。数年前に「ムンク展」で観た数点の「叫び」は、暗い部屋でぼんやりと浮かび上がり、異様な空気感を醸し出してしたのを思い出す。しかし40代で描いた「太陽」は一転して眩しいほど明るい。ムンクの求めたものは死ではなく生命だったと気づく。死と生を見つめ、追い続けた軌跡がこの一冊を通して伝わってきた。2023/12/08
のりのり🍳ぽんこつ2𝒏𝒅
7
先日観に行った「ムンク展」の復習にと手に取った。初心者にも分かりやすい解説。当日借りた音声ガイドでも、その絵を描いたときの心境や背景については触れられていたけど、改めて絵を見ながら理解が深まります。ムンクが「部屋に飾りにくい絵を描いた理由」(笑)や「西洋絵画の転換期」にみる画の違いなど、中でもハイライト部分を原寸大にしたページは、まさに手に取るように感じられ、感動が甦る。ムンクの肖像画がノルウェーの最高紙幣1000クローネ札に使われてるんですね。「叫び」を観たい方、おそらく日本で観られるのは最後ですよ。2018/12/05
Hiroo Shimoda
4
ムンク展復習。「叫び」もいいが「メランコリー」が好き。2019/03/03
takakomama
4
「ムンク展」の復習。ムンクの絵画を原寸大で見ると、インパクトがあります。ノルウェーは冷めた国民性?2018/12/06
AKO
4
おもしろかった。本当に私は入門レベルで何も知らなかったけど、ムンクの思いや生き方、伝えたいことを感じられたように思う。当たり前だけど時代背景や自分の経験、環境が作品に出るし、同じ人の作品でも変化していく。早くムンク展行きたい。そしてこの本初心者にわかりやすかったから、他の招待シリーズも読んでみたい。2018/11/11