出版社内容情報
病気になったら? ご飯が食べられなくなったら? お迎えが来たら? だれにでも訪れる老病死の「どうしよう」を、住み慣れた地域でサポート。いま「地域包括ケア」モデルとして注目の永源寺診療所医師が語る「しあわせな最期」の迎え方とは。
内容説明
滋賀県の山間部、東近江市の永源寺地域で実践されている「地域まるごとケア」が、いま注目を集めている。認知症であっても、がんであっても、身体が不自由であっても、高齢者本人も家族も、介護する人々も、最期の日を自宅で笑顔で迎えている。在宅看取り医は日々、どう接しているのか。医療、介護の専門職、行政、地域ボランティア含め、その連携と取り組みを明らかにする。
目次
1章 笑顔で長寿、永源寺地域(長生き;永源寺診療所の所長となって;最期は住み慣れた地域で)
2章 家族・地域とつながる笑顔(親と子の別れのとき;看取りを支える人々;家族が支える笑顔、家族を支える笑顔)
3章 病気があっても笑顔で(認知症;脳梗塞、がん、子どもの病気)
4章 これからの笑顔の増やし方(お互いさん;永源寺地域に新風を吹き込む若者たち)
著者等紹介
花戸貴司[ハナトタカシ]
1970年、滋賀県長浜市生まれ。1995年、自治医科大学を卒業。滋賀医科大学附属病院、湖北総合病院小児科に勤務。2000年より永源寺町国民健康保険診療所(現・東近江市永源寺診療所)および永源寺国民健康保険東部出張診療所(現・東近江市東部出張診療所)所長。医学博士。日本小児科学会認定専門医。日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医。「チーム永源寺」を率いて、高齢者の在宅医療や看取り、重度の障がいをもつ子どものケアを行う。2016年、へき地で活躍する若手医師を顕彰する「第3回やぶ医者大賞」、2017年、「糸賀一雄記念未来賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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