最期も笑顔で―在宅看取りの医師が伝える幸せな人生のしまい方

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022515209
  • NDC分類 498.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

病気になったら? ご飯が食べられなくなったら? お迎えが来たら? だれにでも訪れる老病死の「どうしよう」を、住み慣れた地域でサポート。いま「地域包括ケア」モデルとして注目の永源寺診療所医師が語る「しあわせな最期」の迎え方とは。

内容説明

滋賀県の山間部、東近江市の永源寺地域で実践されている「地域まるごとケア」が、いま注目を集めている。認知症であっても、がんであっても、身体が不自由であっても、高齢者本人も家族も、介護する人々も、最期の日を自宅で笑顔で迎えている。在宅看取り医は日々、どう接しているのか。医療、介護の専門職、行政、地域ボランティア含め、その連携と取り組みを明らかにする。

目次

1章 笑顔で長寿、永源寺地域(長生き;永源寺診療所の所長となって;最期は住み慣れた地域で)
2章 家族・地域とつながる笑顔(親と子の別れのとき;看取りを支える人々;家族が支える笑顔、家族を支える笑顔)
3章 病気があっても笑顔で(認知症;脳梗塞、がん、子どもの病気)
4章 これからの笑顔の増やし方(お互いさん;永源寺地域に新風を吹き込む若者たち)

著者等紹介

花戸貴司[ハナトタカシ]
1970年、滋賀県長浜市生まれ。1995年、自治医科大学を卒業。滋賀医科大学附属病院、湖北総合病院小児科に勤務。2000年より永源寺町国民健康保険診療所(現・東近江市永源寺診療所)および永源寺国民健康保険東部出張診療所(現・東近江市東部出張診療所)所長。医学博士。日本小児科学会認定専門医。日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医。「チーム永源寺」を率いて、高齢者の在宅医療や看取り、重度の障がいをもつ子どものケアを行う。2016年、へき地で活躍する若手医師を顕彰する「第3回やぶ医者大賞」、2017年、「糸賀一雄記念未来賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん

23
表紙に書いてある幸せな人生のしまい方。自宅で、穏やかに逝く。生き方を自分で決める。人生のしまい方はこれからの高齢社会に必要な視点になると思います。2018/05/02

Akira Kumoi

4
“振り返ると障がい者、精神疾患、認知症、高齢者らが、「かわいそう」などと同情されつつも、経済成長にとっては「非効率」とされ、社会から排除されてきた歴史があったように思います。高齢化が進み、人口が減り始めた永源寺地域ですが、日本の10年先の姿を映していると思います。この地域から学んだことは、これからの社会に必要なことは排除ではなく、共生の理念だということです。” 滋賀県東部の山間部、高齢化率34%の永源寺地域の高齢者がなぜ「最期も笑顔で」いられるのかよくわかりますね。花戸先生の優しい目線も印象に残 ります。2018/02/17

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