出版社内容情報
大アルカナ22枚・小アルカナ56枚の物語と意味を、鏡リュウジが徹底解説。イメージを想起できる象徴はもちろん、初級者から上級者まで使えるスプレッドを豊富に掲載。タロット・リーディングをもっと深く、実践的に学びたい方へ。
内容説明
タロットのイメージを、あなたの中で動かしていこう!大アルカナ22枚・小アルカナ56枚を、鏡リュウジがやさしく、丁寧に解説。カードのイメージが膨らむ図解から、初級~上級対応の重厚スプレッドまで。ウエイト版完全対応。
目次
大アルカナ(愚者The Fool;魔術師The Magician;女教皇The High Priestess ほか)
小アルカナ(1 Ace;2 Two;3 Three ほか)
タロット実占―スプレッド紹介(シンプルクロス・スプレッド;スリーカード・スプレッド;ダイヤモンドクロス・スプレッド ほか)
著者等紹介
鏡リュウジ[カガミリュウジ]
占星術研究家、翻訳家。1968年京都府生まれ。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事。平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺったらぺたら子
18
タロットの教本って本として読んで面白いものではないのだけど、こちらは図像学のエッセイのようなものとして豊かな内容であり、非常に楽しく読めた。手っ取り早く意味を調べたり覚えたりしたい人には不向きだが、カードのエッセンス自体を掴んでいくには向いている。博学だし文章もよく、易しい。「タロットに興味がある」という人には本書をまず薦めたい。タロットは人や世界、人生を眺めるツールとして非常に優れているから。勿論占いなのだけど、それ以上に分析・観察・思考のツールだと思える。エッセイのつもりで読んでみてほしい。2023/07/11
chacha子
8
基本的なことが分かってよかったのと、博覧強記な著者の古今東西書籍を散歩したみたいな書き方がよかった。各スートの特徴を書いてくれたの、ありがたい。少し頭の中が整理された。2022/10/09
ねこや
5
並行して読んだ作品。 コラムは面白かったけど、タロットの秘密の方が面白い。占いそのものにあまり興味がない事を少し自覚し始めた今日この頃。2018/02/17
御座候。
4
過去の社会では死といったものは一つの意味しかもたなかった。そのため占い師は正確な予言ができた。しかし現代社会では死というものの定義や意味合いが多様化している。そのため占い師は正確な予言が出来なくなっているのだ。2024/10/28
木倉兵馬
3
図像の持つ意味を知っているかどうか、発想と連想をうまくできるかどうか、それが大切になってくるのがタロット・リーディングなのだろうと思いつつ読みました。なかなか興味深かったですね。2020/09/22
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