出版社内容情報
金正恩が瀬戸際外交を続ける理由は何か。脅威に潜む独自の合理性に、北朝鮮分析の第一人者・元公安調査庁幹部が迫る。
内容説明
「何をするかわからない」脅威に潜む独自の合理性と謎に迫る!なぜ国際社会を無視して、核実験を繰り返すのか?瀬戸際外交を続ける理由は何か?幹部の粛清、脱北はなぜ止まないのか?金日成、金正日、金正恩3代世襲制のカギは何か?なぜ36年ぶりに党大会が開かれたのか?「血の同盟」中国との関係はどうなっているのか?拉致問題に進展はあるのか?
目次
第1章 核・ミサイル開発の実態―北朝鮮の真の目的は何か
第2章 「瀬戸際外交」の行方―日本、韓国、中国、アメリカ、ロシアの対応
第3章 日本のインテリジェンス―北朝鮮分析の方法と情勢認識
第4章 プロの情報分析から見えること―国内政治・市場経済・党大会
第5章 金日成、金正日、金正恩―「世襲王朝」3代の変化
第6章 南北関係と日朝関係のこれから―「了解不能な存在」とどう向き合うのか
著者等紹介
坂井隆[サカイタカシ]
1951年生まれ。東洋大学法学部卒業。韓国・延世大学韓国語学堂留学。78年公安調査庁入庁。公安調査管理官、調査第二部長などを歴任。2012年退官。その後、北朝鮮軍から流出した大量の内部文書の分析に携わった
平岩俊司[ヒライワシュンジ]
1960年愛知県生まれ。87年、東京外国語大学朝鮮語学科卒業。95年、慶應義塾大学大学院法学研究科(政治学専攻)博士課程単位取得退学。2001年博士(法学)取得。静岡県立大学国際関係学研究科教授などを経て、関西学院大学国際学部教授。17年4月から南山大学総合政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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