出版社内容情報
【文学/日本文学小説】おじいさんは、孫のことをどう思っているのか? おばあさんに比べて、少し不器用でも、おじいさんが孫を愛おしく思う気持ちは、誰にも負けないぐらい広く深い。おじいさんの思い、そして子ども、孫へと引き継がれていく命の営みに感動する一冊。孫へのプレゼントにも最適。
塚本やすし・ふじしろはやと[ツカモトヤスシ フジシロハヤト]
内容説明
おじいちゃんから、お父さん、そして孫へと受け継がれていく命―ちょっと不器用だけど、そのやさしさ、ずっと忘れない。
著者等紹介
塚本やすし[ツカモトヤスシ]
1965年東京都生まれ。絵本作家。『やきざかなののろい』で第6回リブロ絵本大賞大賞を受賞。『戦争と平和を見つめる絵本わたしの「やめて」』(作/自由と平和のための京大有志の会)で第7回ようちえん絵本大賞大賞を受賞。『しんでくれた』(詩/谷川俊太郎)で第25回けんぶち絵本の里大賞びばからす賞を受賞
ふじしろはやと[フジシロハヤト]
藤代勇人。1965年生まれ。本の企画・編集・執筆を行う紙ヒコーキ舎主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
大好物と言えるほどに孫の存在というのは可愛いものらしい。「来て嬉しい、帰って嬉しい、それが孫」(笑)2021/07/27
遠い日
11
おばあちゃんではなく、おじいちゃんの孫への愛を描く。今どきは、おばあちゃんもおじいちゃんも、みな若々しく、そんなに愛情表現が不器用な男性は減ったように思えますが、とにかくかわいさ全開。だいじで大好きでなんでもしてあげたい存在が、孫。こうやって、愛されて育つ子どもは幸せものですね。2016/10/08
けいねこ
9
おとなからこどもへの愛情って、ちょっと片想い気味だと思う。だけど、それでいい。おとなはこどもより長く生きていて、いろんなことを知っているんだから。おとなのこどもへの愛情には、こどもだった自分への愛情も含まれているのだと思う。2017/03/01
喪中の雨巫女。
9
《書店》孫って可愛いだろうなあ。両親には、私にも、妹にも、子がいないから、孫がいない。申し訳ないなあ。2016/11/07
リラッママ0523
7
倒置法のタイトルが良いですよね!そして、大好物という表現も和みます。絵の塚本やすしさん、とうめいにんげんの本も子供たちに大人気!今後も注目して、追っていかせていただきます!おじいちゃんが枕にしてるくまさん、涙を誘うし可愛かったです。2016/10/18