「すべて投げ出してしまいたい」と思ったら読む本

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「すべて投げ出してしまいたい」と思ったら読む本

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022513939
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

出版社内容情報

【文学/日本文学評論随筆その他】介護、責任ある仕事、子育て……荷物はどんどん重くなる一方、自分の体力はなくなっていく。ついすべてを投げ出したくなる瞬間が誰しもある。そんな時に読みたい、フランクル研究の第一人者が説く「それでも人生にイエス」と言うための本。

諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]

内容説明

責任ある仕事、子育て、介護…背負った荷物は重くなる一方、体力はなくなっていく―そんな惑いの中にいるあなたへ。読めば“心の荷”がフッと軽くなる。明大教授のかたわら、大人気カウンセラーとしての顔ももつ著者が「生きづらさ」を抱える中高年に放つ魂のメッセージ。

目次

1章 すべてを投げ出してもいい
2章 心の穴を見つめよ
3章 孤独力を深める
4章 自分の心の声を聴く
5章 すべての苦しみには意味がある
6章 あなたの人生に与えられた「使命」とは?

著者等紹介

諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
1963年福岡県生まれ。筑波大学人間学類、同大学院博士課程修了後、千葉大学教育学部助教授を経て、明治大学文学部教授。日本トランスパーソナル学会会長。臨床心理士。日本カウンセリング学会認定カウンセラー、スーパーバイザー。大学で心理学を教えるかたわら、精力的にカウンセリング活動を続ける。なかでも中高年を中心に仕事、子育て、家庭関係などの悩みに耳を傾けてきた。その経験から生み出される深い言葉の数々に「人生の見方が大きく変わった!」との声が数多く寄せられる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コージー

60
★★★★☆精神科医フランクルの関連本が多い著者。「すべてを投げたしたくなる」中高年の方々に向けた〝ミッション〟を探す本。生きづらさを感じるのは、「役割」の中で生きているからであり、それを捨てよという。単なるポジティブシンキングではない。「人生が求めてくるもの」「魂が呼びかけてくるもの」に深く向きあう、内省的な本である。【印象的な言葉】①「どうしても譲れないもの」は「あなたの魂の鏡」。②「灰色の自分」を少しずつ受け入れる。③「私が求めるもの」ではなく、「人生が私に求めてきているもの」のために我が身を捧げる。2018/10/03

文章で飯を食う

16
週に何度か、叫びたくなるほど、辛くなる。人生の宿題をやって来なかったんだな。そこで、過去も未来も思わず、今に、立ち返る。テレビもネットも本も見ずに、自分に向き直す時間を持つ。それが一番厳しいかも知れない。2017/12/02

銀の鈴

16
すべての苦しみには意味がある。因果論的な考え方が私を苦しめていると知り、目的論的な人生観で人生をとらえなおそうと思いました。酷いうつ状態だった私を救ってくれた本でした。そしてこの本と出会ったのも意味があるのでしょう。人生は不思議なことばなり。2017/03/13

銀の鈴

15
タイトルは軽いのですが、フランクルのエッセンスが詰まった名著です。本当に酷いうつ状態でしたが、この本で少し生きようという気になりました。すべての出来事には意味がある。すべての出来事は意味や目的があって起きている。のです。以前、回復したときもそうでした。因果論ではなく目的論的に生きていきたいと思います。2017/03/13

reading

12
参考になるところもあるが、具体的な行動についてはわかりづらい。即効性はないようで、自分に与えられた使命と言われても・・・。2018/05/13

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