出版社内容情報
【歴史地理/歴史総記】大日本帝国憲法やポツダム宣言など、日本の近現代に影響を与えた文書や宣言を現代語訳で紹介し、解説。開国、2度の大戦を経て、日本の「戦後レジーム」はどのようにして作られたのか。戦後民主主義とその行方を論じる前に読んでおきたい一冊。
片山杜秀・荻上チキ[カタヤマモリヒデ オギウエチキ]
著・文・その他
内容説明
近代日本にとって重大な影響をおよぼした「法律」「宣言文」「条約の条文」を読み、その背景を知ることで、この国が今の形である“理由”が見えてくる。「戦後民主主義」や「改憲」について論じる前に、必ず知っておきたい22の言葉。右翼思想研究者の重鎮と若手リベラルの旗手が“明治150年”を読み解く。
目次
1868 五箇条の御誓文
1882 軍人勅諭
1889 大日本帝国憲法
1890 教育勅語
1919 国際連盟規約
1925 治安維持法
1928 パリ不戦条約
1935 一身上の弁明(天皇機関説)
1938 国家総動員法
1940 日独伊三国同盟
日ソ中立条約
ハル・ノート
開戦の詔書
開戦ニュース
カイロ宣言
ヤルタ秘密協定
ポツダム宣言
玉音放送(終戦の詔書)
ミズーリ号降伏文書
国際連合憲章
日本国憲法
あたらしい憲法のはなし
著者等紹介
片山杜秀[カタヤマモリヒデ]
1963年生まれ。政治学者(政治思想史)。慶應義塾大学法学部教授。著書に『近代日本の右翼思想』(講談社)、『未完のファシズム』(新潮社、司馬遼太郎賞受賞)など。音楽批評家としても活動。『音盤考現学』と『音盤博物誌』(ともにアルテスパブリッシング)でサントリー学芸賞と吉田秀和賞を受ける
荻上チキ[オギウエチキ]
評論家、「荻上チキ・Session‐22」(TBSラジオ)パーソナリティ。2015年度、2016年度とギャラクシー賞を受賞(DJパーソナリティ賞およびラジオ部門大賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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