出版社内容情報
【文学/日本文学小説】司馬遼太郎のライフワーク「街道をゆく」の全文にあわせ、詳細な用語解説と地図や図版などを掲載。司馬作品に出合う、最初のきっかけに。「本郷界隈?T」では、東京大学のお膝元である本郷を巡りながら、文明開化していく明治日本に思いを馳せる。
内容説明
開国した明治の日本で、流入してくる欧米文化を地方に届けていく「配電盤」の役割を一手に引き受けることになった首都・東京。そして、その中心を担ったのが、全国から優秀な学生が集まってくる東京大学でした。現在、東大がある場所は、江戸時代には水戸藩や加賀藩などのお屋敷があった場所です。江戸の匂いが残る「見返り坂」「薮下の道」「無縁坂」…坂道を上下しつつ、夏目漱石、森鴎外、樋口一葉らの旧居を訪ね、文明開化の歴史をたどっていきます。
目次
鴨がヒナを連れて
縄文から弥生へ
加賀屋敷
“古九谷”と簪
水道とクスノキ
見返り坂
薮下の道
根津権現
郁文館
無縁坂
岩崎邸
からたち寺
湯島天神
著者等紹介
司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪大学外国語学部)蒙古科卒業。60年、『梟の城』で直木賞受賞。75年、芸術院恩賜賞受賞。93年、文化勲章受章。96年、逝去。主な作品に『国盗り物語』(菊池寛賞)、『世に棲む日日』(吉川英治文学賞)、『ひとびとの跫音』(読売文学賞)、『韃靼疾風録』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かっぱ
38
大判で下部に写真や解説がついているのがよいです。特に人物写真が載っているのがいいです。森鴎外なんて知っているようで知らない顔でした。団子坂の森鴎外記念館に行ってみたくなります。「本郷もかねやすまでは江戸の内」っていう看板はいまでもあるのでしょうか。漱石の「吾輩は猫である」や「三四郎」にも登場した場所が紹介されていたりして、聖地巡礼がしてみたくなります。2016/05/25
rena
28
司馬遼太郎氏の街道をゆくシリーズ、有名過ぎてなんとなく 敬遠気味だった。本郷界隈には良く行くこともあり、この本は親しみ物ながら読了。東大本郷が昔の加賀屋敷跡(そうか赤門 は加賀の門だし)だったとか、根津神社の門前には、遊里がった、他にも神社と岡場所はセットで立地していたとか。知らないことだらけ、夏目漱石と森鴎外は生涯で2度しか会わなかった 同じ家を借りたことがあったとか、古九谷の謎やらこの本は、 下に古地図や文学者、軍人の写真など多くて難しいことも視覚的に理解できて良かった。森鴎外の雁など読みたい~。2017/03/06
糸桜
16
学校の図書館に入った新しい本を早速借りました。東京界隈の歴史について語られている本を読むのは初めてだったのと、自分が住んでいる地域の近くだというので新鮮な感じでした。本のサイズ自体が少々大きめなのもあり、文字が詰まりすぎてなく読みやすかったです。写真がついていたのも良かったです。ただ、欲を言えば、ところどころ註があるんですがそれが本文の下にあって、目線がいろんなところに飛んで迷子になりそうだったので行間とかに書いてあったほうが読みやすかったかなと思います。2016/06/03
ランラン
5
本編は以前読みましたが解説・写真つきだったため思わず手に取りました。来月東京へ行く機会があり、無縁坂、見返り坂、弥生坂へ行ってみて「三四郎」や「雁」の情景を浮かべながら散歩しようと思っています。2018/01/24
yasu7777
5
★★★★☆ 東京にも歴史がある。2016/05/29
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