出版社内容情報
【文学/日本文学小説】司馬遼太郎のライフワーク「街道をゆく」の全文にあわせ、詳細な用語解説と地図や図版などを掲載。司馬作品に出合う、最初のきっかけに。「叡山の諸道?T」では天台宗の秘儀・法華大会を拝観。いまなお人を惹きつける叡山の魅力を描く。
内容説明
4年に1度行われる天台宗の宗教行事「法華大会」。20代の頃から見たいと思い続けてきたその秘儀に触れる機会を得た司馬さん。坊跡が点在する滋賀県大津市坂本の町並みに触れ、京都府にある延暦寺ゆかりの赤山禅院、そして曼殊院門跡の魅力を紹介しながら、少しずつ本丸・比叡山に近づいていきます。最澄が日本天台宗を開いてから1200年。歴史と伝統を誇り、世界遺産にも登録されている「叡山」の魅力とはいったいどこにあるのでしょうか。
目次
最澄
そば
石垣の町
わが立つ杣
日吉の神輿
円仁入唐
赤山明神
泰山府君
曼殊院門跡
数寄の系譜
水景の庭
ギヤマンの茶碗
著者等紹介
司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪大学外国語学部)蒙古科卒業。60年、『梟の城』で直木賞受賞。75年、芸術院恩賜賞受賞。93年、文化勲章受章。96年、逝去。主な作品に『国盗り物語』(菊池寛賞)、『世に棲む日日』(吉川英治文学賞)、『ひとびとの跫音』(読売文学賞)、『韃靼疾風録』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
わらわら
5
司馬氏6年間取材に同行した村井重俊氏の書いた「街道をついてゆく 司馬遼太郎番の6年間」の本がおもしろかった。本題の「街道をゆく」も読んでみなければと思っていた。全巻32巻である。この本「叡山の諸道」は2016年に新発刊された本、用語解説、地図付きで読み易くなっている。比叡山と言うと織田信長の焼き討ち、本に書かれている明智光秀の動向が興味を引く。最澄、空海の宗教に対する行動の違いも興味深い。比叡山と高野山、私は高野山に魅力を感じる。天台宗より真言宗と言うことはない。司馬氏の「空海の風景」も読んでみよう。2018/05/06
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