出版社内容情報
【文学/日本文学評論随筆その他】ライダー、戦隊、ウルトラマン、セーラームーン……。いつの時代も熱狂を生み続ける特撮、アニメを作り上げたマエストロたち。井上敏樹×虚淵玄を筆頭に、3組6人の脚本家による、あまりにドラマチックな作劇術。
内容説明
ライダー、戦隊、ウルトラマン、セーラームーン…。いつの時代も熱狂を生み続ける特撮、アニメを作り上げた6人のマエストロたち。井上敏樹×虚淵玄を筆頭に、3組6人の脚本家がそのスピリッツとテクニックを語り合う!
目次
第1章 平成仮面ライダーとは何か?―井上敏樹×虚淵玄
第2章 東映特撮と『セーラームーン』をめぐって―小林靖子×小林雄次
第3章 平成ウルトラをめぐって―小中千昭×會川昇
著者等紹介
稲田豊史[イナダトヨシ]
編集者/ライター。映画配給会社、出版社で業界誌や単行本の編集に長く携わる。現在はフリー。書籍やムック、雑誌の構成を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
19
平成特撮をテーマとして、3組6人の対談を収録した本。井上敏樹と虚淵玄は、それぞれが関わった平成仮面ライダー。対談の収録が2014年8月(この本の刊行は2015年3月)なので、ちょうど虚淵玄が脚本をつとめた「仮面ライダー鎧武」の終盤の頃です。井上<子供って背伸びしたいもんじゃない?だからちょっとくらい難しいほうがいいんだよ。 作り手が膝を曲げてよしよしってやると、子供はすぐ見抜くよ。大人からバカにされたと感じる> 「仮面ライダー555」は、「ちょっとくらい難しい」の範疇の作品だったのか…?(続く 2019/12/05
かち
4
男子にとってハカイダーはホントに特別な存在なんだなーと改めて思った。懐かしいタイトルや好きなアニメの話など楽しめた。小林靖子さんが話が来ても大河は書かないとおっしゃっていて、少し残念な気分に…でも、時代劇の脚本は是非書いてほしいです。2015/05/08
集積屋
2
事前の期待を裏切らない興味深い内容……なのだが、前半2つはとても読みやすかったにも関わらず、個人的に最も期待していた最後の小中氏と會川氏の対談が、妙に要領を得ない書き方になっており、意味が取りづらくなっていたのが残念……というよりむしろ若干ながら怒りを感じた(この章だけ構成している人が違うのは無関係ではなかろう) とはいえ、一本目は正当ながら、小林雄次氏を呼んであえてウルトラの話題ではなく(話の中では出てきたが)ウルトラの話題であえて「グレート」コンビを呼んでくるという変化球という構成は良かったと思う。2015/04/25
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/3b3cd0cb-18b9-4348-bf55-06e31c2701e9 2025/06/10
小高まあな
1
最近の円谷はあんまり知らんので(オーブは見てたけど)三本目はちょっとよくわかんなかったんだけど(というかあんまりウルトラシリーズの話あんまりしてなくね?)小林靖子さんの話が聞きたかったのでよかったです。あと、TTFCのイベントで井上氏の話も気になってたし。あとあの……鎧武毛嫌いしててごめんね……という気持ち。ライダーより戦隊が好きだなって改めて思った2017/02/03
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