出版社内容情報
【文学/日本文学小説】外食チェーン店に勤める倉本恭一がある出来事をきっかけに芸能事務所に入ることに。恭一の身辺が少しずつ変化するなか、小学6年の娘、エリカの様子がだんだんおかしくなっていき……。朝日新聞夕刊連載小説の書籍化。著者10年ぶりの長篇小説!
内容説明
ただただ、画面に映りたい。公共の電波に乗りたい。誰にも知られず目立ちたい。普通に生きてきた平凡なサラリーマン倉本恭一(43)に突如めばえたこの衝動、ここから途方もない冒険が、始まる。著者初の新聞連載、10年ぶりの長篇小説!!
著者等紹介
松尾スズキ[マツオスズキ]
1962年福岡県生まれ。作家、演出家、俳優、脚本家、映画監督。88年に劇団「大人計画」を旗揚げし、97年『ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~』で第四一回岸田國士戯曲賞、2001年ミュージカル『キレイ~神様と待ち合わせした女~』で第三八回ゴールデン・アロー賞・演劇賞を受賞。06年『クワイエットルームにようこそ』が第一三四回芥川賞候補作となり、08年には、映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で第三一回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞、10年『老人賭博』で第一四二回芥川賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
82
スズキさんは小説も書くんだね。序盤は面白かった。後半は急展開すぎてうまく追従できなかった。2016/08/07
も
32
えっと…ハチャメチャすぎてワケわかんなかった。前半、恭一がことごとくタイミング合わなくてTVに出損ねてるときは面白かったんだけど、後半、子供たちの事件と絡んでくる頃になると読むペースガタ落ち。ホントわけわかんなかった。でも最後はちょっとよかったなー。2015/04/18
林 一歩
29
探偵役は著者だなとか、登場人物を大人計画の役者たちに脳内変換かけながら読んでたら、一気に読み終わってしまった。小学生ではないけれど、エリカは二階堂ふみたんで、康介は神木君ですね。2015/08/31
miu
28
笑ったー!面白かった!あるきっかけで一切テレビを見なくなったのに、あるきっかけでテレビに出たくて出たくてたまらなくなった男。でも、それだけじゃない。笑い、スリル、アドベンチャーと盛りだくさんな小説!テレビに出られるなら…と、血道をあげるサラリーマンの姿に笑いが止まらなかった。松尾スズキさんは脚本家、演出家、映画監督でもある。(多才!!)これ、映像化されないかな?2015/02/12
風眠
24
ただテレビに映りたい。突然そんな思いに火が付いた平凡なサラリーマン、倉本恭一・43歳。何にもない毎日、離れていきつつある家族、面白みの無い人生。ほんの少しでもテレビに映れば、何か変化があるかもしれない。そんな気持ちで俳優養成所のエキストラクラスに入り、テレビに映ってやろうと涙ぐましい努力を重ねるけれど、ことごとく邪魔が入ってなかなかテレビに映れない。空回りするサラリーマンのドタバタが涙ぐましくて笑える。テレビ業界の裏側が知れて楽しかった。この本を読んでから、ドラマのエキストラについ目がいってしまう(笑)2015/04/18




