iPS細胞大革命―ノーベル賞山中伸弥教授は世界をどう変えるか

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iPS細胞大革命―ノーベル賞山中伸弥教授は世界をどう変えるか

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022510518
  • NDC分類 463
  • Cコード C0095

出版社内容情報

長年の取材の集大成。
iPS細胞とはなにか?わたしたちの生活をどう変えるか?
心に残る山中さんの言葉がいっぱい。
専門記者だから書けた、断トツにわかりやすい入門書。

――基礎的な生命科学の成果が、政治、宗教、社会にただちに影響をもたらす。
そんなことは、めったにありません。
日本発の画期的な発見は世界にどのように受け止められ、
世界をどのように動かしていったのでしょうか。
生命科学、医療、薬づくりなどの研究に起こった大革命。
その幕開けの瞬間を見ていきましょう。(まえがきより)

【目次】

序 章 「日本という国への感謝と、責任です」
――2012・10 国民が見た希望――

第Ⅰ章 「人がやっていないことをやりたい」
――山中伸弥教授の軌跡――

第Ⅱ章 「研究は真理のベールを一枚一枚はがすこと」
――iPS細胞ができるまで――

第Ⅲ章 「世界の難病患者にメード・イン・ジャパンの薬を」
――臨床応用研究の最前線――

第Ⅳ章 「オールジャパンでないと勝ち残れない」
――国の支援と特許競争の行方――

第Ⅴ章 iPS細胞がひらく未来
――井村裕夫氏・岡野栄之氏インタビュー――

内容説明

長年の取材の集大成「21世紀最大の偉業」がおどろくほどよくわかる!生命科学は、医療は、暮らしはどう変わる?科学記者が「夢」の最前線をレポート。

目次

まえがき 「新時代の幕開け」
序章 「日本という国への感謝と、責任です」―2012・10国民が見た希望
第1章 「人がやっていないことをやりたい」―山中伸弥教授の軌跡
第2章 「研究は真理のベールを一枚一枚はがすこと」―iPS細胞ができるまで
第3章 「世界の難病患者にメード・イン・ジャパンの薬を」―臨床応用研究の再前線
第4章 「オールジャパンでないと勝ち残れない」―国の支援と特許競争の行方
第5章 iPS細胞がひらく未来―井村裕夫氏・岡野栄之氏インタビュー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

20
成熟細胞が多能性をもつ状態に初期化できる ことを発見されたことで、 ノーベル医学生理学賞受賞(5頁)。 活字は大きめで読みやすい。 小保方さんのような時代が山中教授にもあった。 「ノックアウトマウスをつくるための道具として、 マウスのES細胞を使い始め、 (略)『NAT1』と名付けました」(14頁)とのこと。 山中先生の座右には、「人間万事塞翁が馬」(62頁) がある。研究者人生を言い当てたことばだろう。 山中先生は、何気なくおっしゃっているが、 2014/04/17

Kikuyo

17
2012年。「やけくそで非常識な目標」というのが驚きです。99%の失敗があって「1%のとんでもないもの」が実を結んだのですね。iPS細胞は、体のどの組織の細胞にもなり、様々な病気の治療に使われる可能性がある。「発見の科学」は評価されるが、臨床研究はとても手間とお金がかかる。山中先生の人柄が伝わってくる1冊。2020/04/30

SORA

9
山中さんの経歴を交えながら、iPS細胞にたどりつくまでの軌跡が読みやすく面白かった。山中さんの講演会では、定番ジョークがあることも記されている。受賞後の多忙さに加え、特許や今後実用化に向けての課題等をクリアしていかなければならず、研究者はタフでないと務まらないと感じた。2014/04/12

ノリピー大尉

5
iPS細胞って、たった4つの遺伝子の導入で作られるそうな。 再生医療に役立つのはいいことだけど、生殖細胞を介さずして生命が発生する可能性もあるのは怖いな。 VWはフォルクスワーゲンではなくビジョン&ハードワーク。2013/10/28

harhy

3
IPS細胞…すごい可能性を秘めたものなんだ。再生医療に大きな革命が起こりそう。それにしても、1個の細胞が目的を持って60兆個の細胞に分かれて成長していくなんて、考えてみれば奇跡に近いと思い知らされるなれるなあ。2013/01/12

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