完全版 いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ

朝日新聞社【編】

朝日新聞出版（2012/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 156p／高さ 19cm
• 商品コード 9784022510181
• NDC分類 K371
• Cコード C0095

出版社内容情報

2006年の前シリーズ(あさのあつこ、石田衣良、さかなクン、中村俊輔、松井秀喜…等)30人と、今回のシリーズ(内藤大助、生協の白石さん…等)を完全収録。

目次

いじめられている君へ（相談はカッコ悪くない（ボクシング元世界王者・内藤大助）
人生が輝く日必ず来る（作家・乙武洋匡）
上手にうそをついて（漫画家・西原理恵子）　ほか）
いじめている君へ（君、想像したことある？（タレント・春名風花）
軽々しい同調やめよう（作家・僧侶・玄侑宗久）
その胸の内話してみて（タレント・細山貴嶺）　ほか）
いじめを見ている君へ（今の自分、カッコいいか（舞踊家・田中泯）
声あげて自分のために（ジャーナリスト・江川紹子）
今の無力感はき出して（作家・志茂田景樹）　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[テンちゃん]

いじめは許せないι(｀ロ´)ノ誰が何と言おうと１００%いじめをしている方が悪い(￣□￣;)!!いじめられている方は地獄のような闇の心の世界でもがいているからだ！Σ(×_×;)!死を選択する子供や大人が増えている(@_@)そんな中で、多くの芸能人からのメッセージはかなり社会に対して影響を与えると思う(⌒‐⌒)これ以上いじめはさせたくない！自殺者を出したくない！😭

2015/07/12

[ユザキ部長]

有名人、芸能人、作家、スポーツ選手、教授、学者、モデル等々。優劣じゃない。その道を突き進んだ方々、努力されてるみなさんの言霊。魂の量に圧倒された。特に松井秀喜さんの言葉「いじめは夢の遠回り」感銘を受けた。

2015/11/07

[ルピナスさん]

いじめの被害者になった事も、傍観者にしかなれなかった事もある。それでも時の経過と共に心の傷は癒え、寧ろその間沢山本が読めたこと、自分の進路を意識し嫌な人間に迎合しなかった事等ポジティブな面が心に残っている。寂しさや虚しさを差し置いて。だけど、今いじめの被害者の声を聞く事があれば、後者の気持ちこそ大切にしてあげたい。「ぼくだけは/ぜったいにしなない/なぜならば/ぼくは/じぶんだから」こんな詩を創作し闘っていた12歳の息子が自死してしまった高史明氏。社会から一向になくせないいじめ。諦めず多くの人に読んで欲しい

2023/04/07

[ゆみきーにゃ]

《図書館》多くのかたが仰っているように、生きていれば必ず道は開ける！だから生きていこう。いじめられたことはないけれど、将来自分の子どもがいじめの当事者になった時、何をどう伝えたらいいんだろうかと考えながらの読了。

2016/10/16

[かおりんご]

いじめって難しい問題です。３年生くらいまでは仲良くしなさいって言うけれど、４年生からは合わない人と無理に仲良くしなくていいと言ったりします。その代わり、その人を気にくわないからと言う理由でいじめるのはよくないと。長い人生、嫌な人に出会わずに過ごすことはあり得ないのだから、合わない人とも距離をおいてうまくやる方法を学ぶのが教室と言う空間だと話しています。この本が、いじめられている子、いじめている子、いじめを見ている子に響けばいいなぁ。

2016/06/11