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出版社内容情報
痛くない注射針などの発明で世界一の職人として有名な著者。技術者でありながら、また多くの利益をあげる経営者でもある。お金についてどう考えればうまくいくのか。生きたお金、死んだお金など、岡野流お金の哲学を初めて明かした一冊。
内容説明
お金を大切にすれば長財布はいらない・世界でもっともおいしい投資とは・安物を買って心まで安物になってはいけない・10倍効果的な接待の方法・日本に3台しかない外車を持つ理由・お金儲けをしたいなら無欲でいること―数々のベストセラーを出してきた「世界一の職人」が自らが実践してきたお金の哲学について初めて書いた本。
目次
1章 お金が集まる人の魅力とは
2章 生きたお金と死んだお金の違い
3章 大きな報酬に変わる仕事のやり方
4章 遊びから生まれる儲けの哲学
5章 うまい人づきあいがお金を呼ぶ
6章 将来を不安なく楽しむヒント
著者等紹介
岡野雅行[オカノマサユキ]
1933年東京都墨田区生まれ。向島更生国民学校卒。岡野工業代表社員。液漏れしないリチウムイオン電池ケースを開発し、携帯電話の小型化に貢献。テルモ(株)の依頼で5年かけて、刺しても痛くない注射針を開発。これは2005年度グッドデザイン賞を受賞した。2004年には「旭日双光章」を受章。「世界一の職人」として広く知られている。著書、多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baboocon
14
岡野雅行さんの本では初めて「お金を稼ぐ話」にこだわってみた、とまえがきにはあったが、「カネはあとからついてくる!」などでもその話は出ていなかった?実際、岡野さんの他の著書に書かれている既知の内容も多かった。とはいえ、信用が何より大事、博打や財テクに走るよりも仕事に打ち込む、自分という人間に投資をする、お金は天下の周り物、貯め込むのではなく人のために使わなきゃいけない、といった言葉は超一流の職人である岡野さんが言うと重みがある。お金の使い方を知らない人間は、お金を大きく稼ぐこともできないのかな、と。2012/09/02
ケルトリ
3
ほかの自己啓発本よりも「結構いいこと言ってるな……」感が強かった気がする。2021/12/07
morimori
3
どこの成金おっさんが自慢話を書いているのか興味本位で手にとって立ち読みして、面白かったので購入してみた。このての成功本を何冊か読んだ事があるがどことなく共通するところがあり、また少し納得するところがある。お金は天下のまわりものと言うがまさにその通りだと実感する毎日。2012/12/17
nizimasu
3
岡野工業の岡野さんがお金についてのべている。といってもかつて氏の著書を読んだ人にとっても奇抜な話はない。そこには、お金の稼ぎ方にも使い方にも美学がある。そこがいい。ただ、収入がある程度稼がないと美学も発揮すらできない。そうつくづく思わされた2012/07/24
ゆりり
2
図書館でなんとなく借りた本だったけど、なかなかどうして。内容的には面白かった。書かれていることはごくごく当たり前のことなんだろうけど、長年培ってきた『生きる力』がよおく混ざっていてしみこみやすくなっている。頑固そうだけど好きだな、こんなおじさん。社長ではなく代表社員とあるのがまた良い。2017/02/14
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- 和書
- 中国玉器発展史 〈上巻〉