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職人力!―トシ・ヨロイズカのパティシエ哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022509161
  • NDC分類 673.7
  • Cコード C0095

内容説明

進化系スイーツデザート・ライブ。行列がとぎれないのはなぜか?スイス、オーストリア、フランス、ベルギー、ヨーロッパ4か国の老舗菓子店、三つ星レストラン修業で叶えた夢。

目次

1章 スイス―シャフハウゼン「エルマティンガー」、ウィンタートゥーア「フォーレンヴァイダー」(代々受け継いできた職人魂;同じ苦労なら報われる苦労をせよ ほか)
2章 オーストリア―バーデン・バイ・ウィーン「バックハウス・アンナミューレ」(チャンスを逃さないための自己PR;職人は仕事を盗め ほか)
3章 フランス―パリ「ストレール」(ホームステイで楽しく語学習得;だめもとで「体当たり」が大成功 ほか)
4章 ベルギー―ブリュッセル「ブリュノウ」(全員を敵にまわしても勝負する;一番おいしい状態で提供することの大切さ ほか)
5章 日本―東京「トシ・ヨロイズカ」(不自由なくして自由の価値はわからない;ピンチとチャンスは紙一重 ほか)

著者等紹介

鎧塚俊彦[ヨロイズカトシヒコ]
1965年京都府宇治市生まれ。恵比寿、東京ミッドタウンなどに3店舗を構えるオーナーシェフであり、それらを運営する株式会社サンセリーテ代表取締役。関西のホテルで6年の修業後、スイス、オーストリア、フランス、ベルギーの4か国で8年間修業。2000年、パリで行われたコンクールINTERSUC2000で優勝。ベルギーの三つ星レストランにて日本人初のシェフパティシエに就任。2002年帰国。2004年、東京・恵比寿に「トシ・ヨロイズカ(Toshi Yoroizuka)」をオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハミング♪♪@LIVE ON LIVE

64
こういう経験をしてきた人だからこそ、説得力がある内容であった。正直、立派過ぎて、真似のしようがないが・・・。この人の性格がすごいから、今まですごい実績を残せたんだと思う。「さすが、職人!」という感じである。これを読んでいると、かなり順風満帆な人生を送っているように感じられるが、その背後には色々あったんだろうとは思う。海外での成功と人脈、日本での試みなど、常に向上心と目標を持って、チャレンジし続ける姿勢は、人間国宝級ではないか?と感じた。とにかく、この人の作るスイーツを食べてみたいと思った。2013/02/19

なおみ703♪

12
先週、鎧塚さんの講演を聴く機会があって、合わせてこの本も手にとった。飽くなき好奇心、チャレンジ精神、人が好きであること、芯をしっかり持っている一方で、柔軟性があること、それが鎧塚さんの力になっている。「パティシエは人の幸せを演出する世界で一番幸せな仕事である。」という。でもその仕事にはしっかりした土台がないといけない。地道だし、雑用も多い。鎧塚さんの考え方の特に好きな点は、「畑を耕し愛情込めて自分たちで作った農作物からお菓子をつくること」。そのために小田原の地を選んでいただけたこととても嬉しい。2020/10/23

リリウム

3
とにかくやってみようというチャレンジ精神と環境に甘えない姿勢がすごいと思いました。時代や思考も違うのでこの哲学がまるっきり参考になるかと言えばそうとは言えませんが、パティシエ人生のひとつとして勉強になりました。2020/07/05

as

2
読むつもりなかったのに、ぐんぐん引き込まれてあっと言う間に読んでしまった!いや、想像できないほど華やかで、肉体労働で、大変で、辛いこともあるはずだけど、それをものともしない鎧塚さんのブレなさが生き方や作品にも出ているんだな。ドラマのあるケーキ達、全部食べてみたい。2015/11/19

izumiy

1
楽しそうに綴られているけれど、この物語の裏には書ききれないくらいの辛い出来事があったんだろうなと拝察しながら読みました。これだけの苦労をしてこそ「努力」なのだろと、自身を奮い立たせてくれる一冊でした。2013/12/10

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