内容説明
ボスの意識ひとつでチームは変わる。変わらないボスは、いらない。ひとりの男が、選手とコーチを巻きこんで「勝つ女たち」へと導いた。このチームの軌跡に、ビジネスヒントが凝縮している。
目次
1 組織を見直す
2 仲間を理解する
3 意識を変えていく
4 人間関係を調整する
5 戦術と戦略を練る
6 本当のチームになる
著者等紹介
眞鍋政義[マナベマサヨシ]
1963年、兵庫県姫路市生まれ。中学生のときにバレーボールを始める。大阪商業大学4年生の85年に初めて全日本に選出され、以降2002年まで日の丸をつける。88年、ソウルオリンピックに出場し、89年ワールドカップでベスト・セッター賞、ベスト6賞を受賞。05年、41歳で現役を引退し、女子チームの久光製薬スプリングスの監督に。08年12月、全日本女子バレーボールチーム監督に就任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kera1019
3
「勝つためにはデータも重要。でも、最後に一点とれるかとれないかのせめぎ合いで最も重要なのは、選手と選手のつながりだ。」という言葉通り、スタッフ、選手のインタビューを読んでると和気藹々よりも切磋琢磨、互いに刺激しあって向上していく雰囲気をつくることが大事という真鍋監督の考え方がチーム全体に浸透してるのが良くわかります。後、全日本の監督が公募というのに少し驚きました。 2014/03/23
あきのり
2
ラッキーパーソンになれるのは、真面目に頑張っている人。練習態度、生活がいい加減な人は、大事なところで力がでない。練習態度と運は比例する。2020/03/06
ご〜ちゃん
2
「世界一の練習というのは、世界一の監督による練習ではないんです。選手がこの練習をしよう、と思ってする練習が世界一の練習なんです。それがいちばんうまくなるんですから。」という言葉。雑談でもとにかく選手と話をするという真鍋監督。監督からの一方通行のコミュニケーションをやめようとしていることが、とても気に入りました。2012/05/15
ケニチ
2
シンプルでわかりやすい。でも、「わかる」と「できる」はちがうんだろうな。2011/10/26
Yuuki Takahashi
1
やはり、指導者は男女で指導の仕方をキッチリ変える。真鍋さんは特に、コミュニケーションを多くとり、一方通行にならないように心がけている。男子は~、女子は~と書いてある場面もあり、組織作りの参考になった。2012/08/21
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