出版社内容情報
38歳で乳がんと診断されてから、なぜか心身ともに健やかになっていく……。自らの“頑張らない”闘病体験を、ベストセラー『世界屠畜紀行』の著者がつづる。働き盛りの女性に贈りたい、オンナのカラダとココロの不思議に迫る新境地エッセイ。
内容説明
腰痛、アトピー性皮膚炎、ナゾの微熱、冷え性、むくみ…著者がずっと付きあってきた「病気といえない病気」の数々。ところが、癒治療の副作用を和らげるために始めたヨガがきっかけで、すっかり体質が変化し、嗜好まで変わってしまった。不思議に仕事も舞い込むようになり、いまさらながら化粧の楽しさに目覚めてしまう。そして乳腺全摘出を決断。乳房再建手術の過程で日頃考えたこともなかった自分の「女性性」に向き合わざるを得なくなり―。ベストセラー『世界屠畜紀行』の著者が、オンナのカラダとココロの不条理を綴った新境地エッセイ。
目次
1 持病の歴史(腰は痛いものなのだ―腰痛;痒の苦しみ―アトピー性皮膚炎 ほか)
2 そして、癌ができた(貧すれば病みつき、病みつけば貧する;とにかく慣れろ、慣れるしかない入院手術生活 ほか)
3 ようこそ副作用(不快が一杯!痒くて痛くて暑くてうるさい;絶不調、ほどけるように眠りたい ほか)
4 乳腺全摘出、そして乳房再建(ホルモン療法ギブアップ宣言;煮えろ!!ゼンテキ決定前夜祭 ほか)
著者等紹介
内澤旬子[ウチザワジュンコ]
1967年生まれ。日本各地、海外諸国へ出かけ、製本、印刷、建築、屠畜など、さまざまなジャンルを取材し、精密な画力を生かしたイラストルポに定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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