- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
釧路市動物園で育まれたふたつの命―成長を追った感動の記録。
目次
1 誕生
2 決断
3 保育
4 歩行
5 試練
6 親離れ
7 新居
8 別れ
9 命
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
東谷くまみ
41
お散歩でよく行く公園で、3本足の🐕や後ろ脚を車椅子に乗せた🐕を見かけることがある。見かける度にいつも胸が熱くなるのだけれど、それはきっと障がいに負けずに頑張っている姿にじゃなくて、飼い主さんが注ぐ深い愛情や、様々なものを乗り越えてきた2人が持つ絆、何よりも今を明るく楽しく生きる命の輝きがそこにあるからなんだと思う。本書で紹介されるタイガとココアがたくさんの人から愛されたのも同じ理由だと思う。仮死状態で生まれ、蘇生したものの後肢に障がいがあることがわかる。動物園とタイガとココアの二人三脚の記録。2023/10/31
たまきら
34
18日にココアが17歳ーうちの猫と同じ年ーで老衰のため亡くなり、久しぶりに読みました。釧路市動物園がこの二頭のトラを展示する、と決意した時、私は応援のためにもこの本を購入しました。動物園というシステムは動物にとって最適の環境とは言えないかもしれません。けれども野生動物が常に密猟者や環境破壊で迫害されているのを見ると、自然が素晴らしいとも言えない…そう思うのです。SNSでココアの毎日を見守るのが習慣だった私。彼女は私にとってとても特別な存在でした。飼育員さん達、お疲れさまでした!2025/06/22
きいろ
29
二頭が可愛いくて可愛いくて♡きゅんきゅんするー。と癒されながら成長記録を読んでいったら最後は号泣。。で、もう一度読み直して 読み直しながらまた泣けて泣けて。チーム タイ・ココは家族だなー。愛情いっぱい!一瞬一瞬切り取られている写真たちが伝えてくれることを受け止めよう。たまに書くから“たまにっ記”結局毎日いろんなことを書いちゃった。それがとても素敵。2016/06/24
フキノトウ
9
SNSで流れてくるココアの優しい顔が好きでよく見ていましたが、先日永眠。子ども時代の本があると知り読んでみました。二頭の愛らしいこと。写真も多くお肉で作ったバースデーケーキに感動しました。飼育動物だけれど、とても愛情をたくさんかけられた二頭だったんだな。2025/07/22
Uzundk
4
でっかい猫みたいな感じから、生後1年あたりから一気に凛々しくなる。撫でてみたい。 そんなアムールトラの人工飼育の話、障害を持つ(成長不全)という事の難しさが見える。こういう場合でも公開を行った動物園の判断の結果、その戦いの様子がこうやって本になったり、タイガとココアの一般公開によって見る事が出来るのは良いことだと思う。2匹が一緒に育つことが出来る機関があって本当に良かった。けど同時に、目に見えないところで重篤な症状が進んでいた事も見逃せない。2015/01/12
-
- 和書
- 長崎フランス物語




