内容説明
左右両極より、大事小事を、侃侃諤諤。反時代的ダンディズム、ここに在り。福沢諭吉からマルクスまで縦横無尽に論じる人物列伝。
目次
福沢諭吉
マルクス
夏目漱石
トクヴィル
美空ひばり
ニーチェ
吉田茂
オルテガ
石原莞爾
ガンジー
西郷隆盛
トロツキー
丸山眞男
ケインズ
黒澤明
著者等紹介
西部邁[ニシベススム]
1939年北海道山越郡長万部町生まれ。東京大学経済学部卒。同大学大学院経済研究科理論経済学専攻修士課程修了。在学中は東大自治会委員長、全学連の中央執行委員として「六〇年安保闘争」で指導的役割を果たす。横浜国立大学助教授、東京大学教授を経て、現在評論家、雑誌「表現者」顧問
佐高信[サタカマコト]
1945年山形県酒田市生まれ。慶応義塾大学法学部卒。高校教師、経済誌編集長を経て、現在評論家、東北公益文科大学客員教授、「週刊金曜日」発行人・編集委員、株式会社金曜日代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kazuyuki Matano
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お二人の対談が楽しい番組でした。本の内容?ちょっと真面目に書きすぎましたかね。番組中のユーモアが表現し切れてないです。70点。2017/05/14
Nobuyoshi
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呑気な思想的放談でした。2016/03/06
たけ@諏訪
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「朝まで生テレビ」で西部先生が活躍されているころに始めて著作を読んだのですが、今回、久しぶりに読みました。ここで様々な人物について佐高さんと語るのですが、これがまた内容が濃い!ふたりの思想的立ち位置はだいぶ違うのですが、見解は様々なところで一致?するところも見られ、その掛け合いも絶妙ですが、おふたりから学べることがギュっと詰まっています。BSで放送されていた「学問のすゝめ」のお二人の対談をまとめたものですが、ぜひ続編も期待します。2012/08/04
天婦羅★三杯酢
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左右の論客をカメラの前でしゃべらせたらおもしろいんじゃない? そのレベルで作られた番組が、それなりに受けて、こうやって本になるわけ だが、活字になるとこの「論客」の、論ずる対象に対する知識や考察のお粗末さが 透けて見える。 特に福沢諭吉を挙げている部分(一番最初だ!)で 西部:『文明論之概略』に「多事争論」という言葉が出てくる。自由、 自由と言うが放っておけばたくさんのことについて争いごとが 起こるだけで収拾が付かなくなる。 文明が多事争論にまきこまれてはならない。 などと言い、そ2011/07/01
夢仙人
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私の実力では残念ながら歯が立たなかった。2010/10/18