検挙票

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検挙票

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022506351
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

実績を争う署轄同士の盲点をつく意外な事件が起こった。元捜査一課刑事にしか書けないリアルな警察小説、第2弾。

著者等紹介

飯田裕久[イイダヒロヒサ]
1963年、千葉県生まれ。82年、警視庁入庁。署轄刑事を経て92年のトリカブト殺人事件をきっかけに警視庁捜査第一課に配属。その後、地下鉄サリン事件、音羽お受験殺人事件など100件以上の殺人事件に従事した。07年、警部補で退職。退職後は刑事・警察物の企画協力、原案提供や、演技指導、警察操演をおこなう一方、装飾、小物制作、特殊メイクにも異才を発揮する。08年、初めて執筆した自伝的ノンフィクション『警視庁捜査一課刑事』がマスコミ各紙誌で絶賛された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きさらぎ

16
著者は元捜査一課の刑事。「検挙票」とは、一件の犯罪を解決したときに1枚作成する原票で、検挙票の数は被害者のためにどれだけ仕事をしたかのバロメーターでもあり、刑事たちのモチベーションにもなる。また犯罪を検挙した数が警察署同士の争いにもなり、勝った署はそれだけ優秀な仕事をしているという評価を得られることになる。この検挙票というものがずっと事件の鍵になっている。事件には関係ないけど一番スカッとした言葉が「交通なんて格好つけてピーヒャラ笛吹いて、民間人のちょっとした過ちをとらえて切符を切りやがる」そうだ!そうだ!2017/11/05

ふーちゃん

3
検挙票(隣近所の署との検挙率争い)ばかり気にして、被害者の感情もろもろは置き去りにされた捜査をする署員が排出される現場。2016/03/14

松本 あゆみ

2
ドラマ・ヘヤチョウの原作。ドラマは面白かったけど、小説としては、普通。刑事ドラマとは違う、警察の日常とはこういうものだよな、と、納得する。警察の階級とか部署とかがめんどくさくてこんがらがってしまう。2018/01/18

仮面堂

1
今の警察組織が抱える根本的な問題。形骸化した慣習と現状にそぐわないシステムとそれにすり潰されてしまう人間とゆう。前作よりこなれた感じ。次作が楽しみ…と思ったのに残念。合掌。2012/03/24

1
作者のプロフィールに惹かれた。元警視庁捜査一課!!2010/08/18

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