内容説明
新潮新人賞受賞作「家畜の朝」も収録。「ロスジェネ」編集長のデビュー作。
著者等紹介
浅尾大輔[アサオダイスケ]
1970年愛知県生まれ。作家・雑誌「ロスジェネ」編集長。名古屋大学法学部卒業後、新聞記者、労働組合の職員をへて、現職。2003年、小説「家畜の朝」で第35回新潮新人賞受賞。『ブルーシート(朝日新聞出版)』が第一小説集となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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百太
19
重い・・・・・・。2018/03/27
yozora
8
新潮新人賞受賞の「家畜の朝」は土着感が出ててよい。その他の三篇に関しては、文体が軽すぎてケータイ小説みたいな方へ傾いてしまっているきらいがある。あるいはそれは(『ソウル』のキャラの名前から察するに)作者の狙いなのかもしれないが。ただ、いくつものエピソード/文脈を一篇に詰めてみるという悪足掻きみたいな気負いは伝わってきて、それには好感が持てた。 重い物語を期待して読み始めたので、若干肩すかしといった感じだったが、まあ表題作はよかったしその他も健闘したいという気負いは見られたのでまあまあって感じ。2018/03/27
押さない
3
8/10 現代プロレタリア文学。フラットな文体から、抜け出せない労働貧困の実態がリアリズムを生み浮き彫りになる。もう昔には戻れないただこうするしかないキリギリスが抱え込む虚しさよ。2025/04/03
空隼
1
思ってた内容とちょっと違ってました。2014/02/25
まえちゃん
1
がんばってもがんばっても先が見えない。一度ころんだら、二度と起きあがることが出来ない。ほんと、難しい嫌な時代だねぇ。2008年の『蟹工船』ブームは、まだ記憶にあたらしいでしょ。この本も、若年貧困層らが抱く不満や、連帯への渇望を表しているンですねぇ。プロレタリア、超左翼思想、いや、プレカリアート文学とでも言いましょうか。あなたの中のどす黒いもの、このままでいいのか?さあ、今こそ! 革命? 理想主義? それとも自分探し?ロスト・ジェネレーション(失われた世代)の著者が、現代の連帯を模索する逸冊!2010/03/08