内容説明
“さくら”こと倍賞千恵子をはじめ、いしだあゆみ、吉永小百合、浅丘ルリ子、長山藍子らが、撮影秘話や、心温まるとっておきのエピソードを披露。その他、寅さんと交流のあった人々による、優しく、そして切ない逸話を収録。“寅さん”の新たな一面が浮かび上がる、ファン待望の一冊。
目次
ニッポン人脈記 おーい、寅さん(粋で不良っぽくて、照れ屋で優しい。寅さんは、私の心の中にいつまでも生きています。;顔で笑って心で泣いて。寅さんの恋ほど、ピュアなものはありません。 ほか)
柴又の空(亡き娘は、スクリーンで輝き続ける。;寅さんの登場シーンになぞらえて、花嫁姿は“矢切の渡し”で。 ほか)
寅さんをめぐる人々(日本人の誰からも愛されることが、“寅さんの辛さ”だった。;寅さん直筆の年賀状が、柴又に温かさを伝える。 ほか)
師走点描―渥美清がいた東京(惚れたからこそ、寅さんから身を引いた浅草の踊り子。;役者としての成長を願った、浅草寺の“出世地蔵” ほか)
著者等紹介
小泉信一[コイズミシンイチ]
1961年、川崎市生まれ。参拝客でにぎわう川崎大師の門前町で育つ。88年、朝日新聞入社。前橋支局、根室通信局を経て東京社会部、名古屋社会部。00年、東京社会部に戻り、遊軍記者や下町の支局長として筆をふるう。現在は東京総局員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- Sofðu rót…