桂吉坊がきく 藝

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022505392
  • NDC分類 770.4
  • Cコード C0095

内容説明

人間国宝・桂米朝の孫弟子で次代を期待される上方落語の俊英が、名人芸の神髄に迫る。

目次

小沢昭一(俳優)
茂山千作(狂言師)
市川團十郎(歌舞伎俳優)
竹本住大夫(文楽大夫)
立川談志(落語家)
喜味こいし(漫才師)
宝生閑(能楽師)
坂田藤十郎(歌舞伎俳優)
伊東四朗(喜劇役者)
桂米朝(落語家)

著者等紹介

桂吉坊[カツラキチボウ]
1981年兵庫県西宮市生まれ。1999年1月、桂吉朝に入門。同年3月、「岡町落語ランド」において「東の旅~煮売屋」で初舞台。2000年4月から桂米朝のもとで内弟子修業。2003年4月に内弟子を卒業。以後、古典落語を中心に舞台を重ね、上方落語のホープとして多方面から期待されている。また、2007年にはG2プロデュースの舞台「地獄八景 浮世百景」で役者としてもデビュー。活動の幅を広げている。2008年末、第3回繁昌亭輝き賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぐうぐう

4
米朝一門は、あまりに桂米朝という人物が偉大すぎることや、枝雀、吉朝と、柱となるべき有能な噺家が相次いで逝去したことで、たくさんの弟子がいながらも、米朝師が築きあげてきた知識としての落後史を継ぐ者がいないことが、ファンに不安を与え続けてきた。そんな中にあって、弱冠27歳の吉坊の存在は頼もしい。落語にかぎらず、歌舞伎、文楽、狂言など、50以上も歳の離れた大御所に、若さが持つ好奇心と向上心で果敢にぶつかっていく様は、とても好感が持てる。また、孫のような聞き手を、優しく受けとめる大御所達の寛容さにも胸打たれる。2009/10/23

テクパパザンビア

3
一度落語をお聞きしたい。2014/09/05

中目左右

2
上方落語家・桂吉坊師匠があらゆる芸能の名人10人に芸事について話を聞いてゆく本. 名人の芸談が深いのもさることながら,それを引き出す26歳の吉坊師匠の知識・興味の広さにも驚かされる. 違う分野の方の話であっても共通する内容が出てきたり,一方でそれぞれの芸能の置かれている立場から考えが違ってきたりするのはとても面白いと感じた. 真に芸能を愛する「師弟」の対話を傍から見ている,という感じで読後感も良かった.良書である.2022/02/10

とーさん

2
大師匠に動じることない姿に好印象。やはり、知識や好奇心って、大切だな~♪2013/07/25

末讀玉

2
丁稚や若旦那の噺なら、そのままいけそうな感じの噺家ですね2009/07/10

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