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出版社内容情報
1940年夏、ナチスの侵攻から逃れるため、何百万人ものパリ市民は家を捨てた。死の恐怖や外国軍の侵攻に直面した庶民の姿を丹念に描いた歴史書。当時の新聞記事、日記、人々の記憶などをもとに、歴史の空白部を掘り起こす。
内容説明
迫るナチスの侵攻を前に、フランス政府はパリを捨て、逃亡した。残されたのは一般市民たち。生死をかけた大脱出が始まる。占領下のフランスを生きた市民たちの真実。
目次
1940年6月、パリ
第1部 大脱出(パリ陥落;避難の途上で)
第2部 敗北の衝撃(第三共和政の死;国民の選択)
第3部 故郷か流浪か(1940年夏~秋;「正常化」へ?)
大脱出の忘却と記憶
著者等紹介
ダイアモンド,ハンナ[ダイアモンド,ハンナ][Diamond,Hanna]
英バース大学フランス歴史学の上級講師。長年パリで教鞭をとり、20世紀のフランス国民生活を研究してきた
佐藤正和[サトウマサカズ]
文教大学情報学部非常勤講師、東京工業大学大学院非常勤講師。英文朝日記者、「朝日ウイークリー」編集長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
駄目男
13
先ず、第二次大戦の発端は、ドイツが東プロイセンへの通行路ポーランド回廊および国際連盟管理下の自由都市ダンツィヒの回復を要求したこと始まるんですよね。そして1939年9月1日、先端の火蓋は切って降ろされる。9月3日、イギリスとフランスはドイツに宣戦布告。然し、私が知っている記憶では翌年5月頃までは西部戦線では何も起きない奇妙な戦争と言われていたはず。フランス側では第一次大戦の惨禍に懲りた為、国境を中心に構築されたフランスのマジノ線を築き、完全防備の体制でドイツ軍を待ち受けた。2021/05/21
nranjen
4
フランス組曲に描かれているような『大脱出 l'Exode』がどのような現状であったのか、様々な人物が記した記述をもとに解明されている。この出来事はそれ自体で多くの人のトラウマになっているが、実はフランスのナチス・ドイツに対する敗北の原因になることにより二重のトラウマとなるが故に、積極的に言及されなかったことが指摘されているのが興味深い。ただしタイトルの和訳に意義があり。「Fleeing Hitler France 1940」は「脱出」と違う。しかも章のタイトルでは「大脱出」となっているのに。英2007刊行2021/11/09
Cinejazz
4
ナチス・ドイツの宣戦布告をフランス国民は、連合軍が確実に勝利すると繰りかえし聞かされていた。ドイツ軍侵攻の報がパリに届いても、マジノ防衛線が国を守ると信じられていた。やがてベルギ-やフランス北部からの難民が徐々にパリに到着し始める。軍事情勢の悪化が続き、政府は首都疎開を決定する。1940年6月高まる不安とパニックのなか、パリ市民200万人の生き延びるための大脱出が始まったが、自国内を避難する間で爆撃や飢えによって、10万人の死者が出たとされている。痛ましい歴史の真実を克明に描いたノンフィクション。2020/12/08
コカブ
1
1940年、ドイツ軍がベルギーを経由してフランスに侵入すると、パリ市民をはじめとしたフランス市民の大避難が起こった。本書はパリ市民の避難を扱っている。5月13日にドイツ軍がフランス領内に侵入したが、政府は大丈夫と広報していた。やがて前線からの避難民がパリに到着しだし、陥落(6/14)の数日前になって政府が避難を要請を出す(一応の計画はあったようだ)。しかし道路は大混雑で、列車も不足し、大勢のパリ市民が徒歩で南へと向かった。ペタンはその混乱を収拾するためとして、休戦への国民の支持を取り付けたという。2014/06/10
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