朱蒙（チュモン）〈下〉

チェ ワンギュ/チョン ヒョンス【脚本】/ホン ソクチュ【小説】/米津 篤八【訳】

朝日新聞出版（2008/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 382p／高さ 19cm
• 商品コード 9784022503923
• NDC分類 929.13
• Cコード C0097

内容説明

真の英雄の姿とは？古代朝鮮の精神を読み解く。大人気韓国ドラマ公式ノベライズ。高句麗始祖の朱蒙の生涯をたどる歴史ロマンがついに完結。王国建国へと至る戦いとその精神をダイナミックに描く。

著者等紹介

チェワンギュ［チェワンギュ］
１９６４年生まれ。韓国・仁川大学英文学科卒業。１９９３年、ＭＢＣベスト劇場の脚本公募に入選、作家デビュー。主なドラマシナリオに「絆」「ホジュン」「商道」「オールイン運命の愛」「ラブストーリー・イン・ハーバード」など。「朱蒙」でＭＢＣ演技大賞ＴＶ部門功労賞受賞、第４３回百想芸術大賞ＴＶ部門脚本賞受賞

チョンヒョンス［チョンヒョンス］
１９６９年生まれ。韓国・中央大学芸術学部文芸創作学科卒業。１９９９年、ＭＢＣベスト劇場の脚本公募に入選、作家デビュー。主なドラマシナリオに「商道」（４１～５０話）「チェオクの剣（原題＝茶母）」など。「朱蒙」でＭＢＣ演技大賞ＴＶ部門功労賞受賞、第４３回百想芸術大賞ＴＶ部門脚本賞受賞

ホンソクチュ［ホンソクチュ］
韓国・中央大学芸術学部文芸創作学科卒業。「朝鮮日報」新春文芸小説部門に入選し、作家デビュー。ＫＢＳドラマ脚本公募最優秀賞を受賞。ミニシリーズ「キリマンジャロの豹」をはじめ、多くのドラマシナリオを執筆

米津篤八［ヨネズトクヤ］
１９５８年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞社勤務を経て翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[再び読書]

高句麗の始祖朱蒙の物語の完結巻。ドラマが81話あったので、逆にドラマの方が詳細を語っているといえる。そのため、記憶を辿りながら、読んでいくと言う普通の読書と違う。後書きでも書かれているが、往々にして韓国ドラマは、人気によってドラマが当初の予定より延長したり、短縮されたりする。よって、朱蒙も終盤の物語はドラマと違う一面を見せている。日本のドラマでは、描かない高句麗建国後の葛藤もドラマではあり、楽しみ半面くどさも残る。結論これは、ノベライズよりドラマの方が面白い、しかしくどい。

2013/04/28