出版社内容情報
72年のあさま山荘事件やリンチ殺人で日本を震撼させた連合赤軍。彼らの思想と行動の背景を、当時のメンバーの証言もまじえて検証する。連合赤軍の軌跡を描いた映画『実録・連合赤軍』(若松孝二監督)の“公式ガイドブック”。70年代文化に関心のある若者は必読!
目次
坂東國男宛書簡
獄中からの手紙
短歌 常しへの道
1960→1972「連合赤軍」全記録
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 撮影の記録
出演者のメッセージ
哀しい叙事詩の熱い現場―連合赤軍を撮った
トークバトル
ジム・オルークの道程―人生で一番「バカ」という言葉を聞いた日
作品史 いま若松孝二を見る、ということ―歴史の継承、運動の始まり
若松孝二インタビュー―それでも僕は、若い奴らを信じる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y田
10
先日この映画を観たが、理解を深めようと。(総括のシーンがキツくていまだに凹んでるけど(-_-) ) 読めて良かったのは、元赤軍のヒトや赤軍寄りのヒトの、2000年代に入っての今の考えに触れられたこと。あさま山荘を今も「国家権力に挑んだ闘い」と見ている,今も革命をあきらめていない,活動─懐かしい青春、という感じに見える,思想より先に、何かに怒り 恨みを感じているのではないか,こんな事を感じた。良い悪いの話ではなくて、非常に興味深い。◆この方達に対しては、人生、命を賭けているという事には敬意を払いたい。2021/11/14
うずら
3
あさま山荘に至る社会的背景、彼らの辿った道筋がよく判る。暫く連合赤軍がらみの本が続きそう・・・。2012/04/08
猫草
2
ものすごく映画が観たくなった!2010/10/10
yu01
1
若松監督の熱量そのままの本。「実録」のプライドに敬意を払わずにはいられない。ところで、どうしても重房さん、塩見さんのコメントにはピント外れの感が否めない…2016/03/02
たけっち 61
0
この時代には小学生であった。少しでも日本を良くしようと人々は考えていたのだろうが何処で道を狂ったのか?2016/07/10
-
- 和書
- ハワイ式腸のマッサージ