「冤罪」を追え―志布志事件との1000日

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022503589
  • NDC分類 318.497
  • Cコード C0095

出版社内容情報

03年の鹿児島県議選。1人の当選者の買収嫌疑のため、13人が逮捕・起訴された。しかし、この事件は警察による完全なでっち上げ、冤罪だった。警察内部からの極秘情報、被害者の説得、警察による尾行……。権力悪に立ち向かい、新聞記者魂を見せつけた調査報道の報告。

内容説明

「これは、警察による『犯罪』だ!」県議選での「買収事件」。ふとした疑問から始まった、画期的調査報道。それを支えた警察内部からの告発者たち。「でっち上げ」を克明にあばいた新聞記者たちのドキュメント。

目次

第1章 発端(アルファベットの警官たち;事件への疑問 ほか)
第2章 展開(人事異動;ほころび ほか)
第3章 敗北宣言(軽すぎる処分;内部文書入手 ほか)
第4章 正義と真実(体質は変わるのか;法相の暴言だけではない ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハルバルミチル

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志布志事件とかいう闇の深すぎる事件についての朝日新聞の取材記録。「志布志事件の真相は何か?」よりも「志布志事件でオレ達記者はどんな活躍をしたか?」というところに力点が置かれているように感じた。社内での記者のあだ名がどうとか部下の成長がこうとか書かれてもねぇ…。2016/08/11

yuichi0613

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警察組織の腐敗の最たるものという印象。その一方で、良心的な警察官や(私の感じ方としての)純粋なジャーナリズムを実行した朝日新聞鹿児島総局の存在に救われた。いまだ明らかにされない事件の真相究明と、取り調べの可視化を強く求める。2008/07/19

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