内容説明
命のロープをありがとう!時にゆっくり、時にいそがしく、そしていつもニッコリ。今日を生き、明日を信じ、命尽きる時までがん患者とその家族のために全力でつづり続けた命のエッセー。朝日新聞東京版連載エッセー待望の単行本化。
目次
遠い未来のイメージを大切に(冬・2003~2004年)
伝えたい「がんでも大丈夫」(春・2004年)
気分は快晴、「北斗星」の旅(夏・2004年)
前向きに生きる「武器」は笑顔(秋・2004年)
「生への執着」明るく前向きに(冬・2004~2005年)
昨日より今日、幸せは「相対」的(春・2005年)
「良くなるといいね」に温かさ(夏・2005年)
「期限」考えず、闘い生き続ける(秋・2005年)
弱い者にしかわからないこと(冬・2005~2006年)
病気との長い月日が心を育む(春・2006年)
対談編
著者等紹介
絵門ゆう子[エモンユウコ]
1957年生まれ。79年津田塾大学国際関係学科卒業、同年NHK入局。池田裕子として「NHKニュースワイド」などのキャスターを担当、86年退局。その後フリーアナウンサーから女優として活躍。2000年にがんの診断を受け、それをきっかけに「絵門ゆう子」に改名。がんについてのエッセーや講演会、朗読会、テレビへの出演を続けた。がん患者とその家族を対象にしたカウンセリング(厚生労働省認可、産業カウンセラー)も行う。2006年4月3日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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