また逢いましょう

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022500304
  • NDC分類 184
  • Cコード C0095

内容説明

天変地異、政情不安、そして人心の荒廃…来るべき未曾有の混乱期にどう対処したらよいのか?作家として、僧侶として現代の最前線を生き続ける瀬戸内寂聴氏が、永平寺に曹洞宗管長をたずね、明らかにされた「仏教の智慧」。

目次

逢いたい対談(独りを慎む;命を懸ける;慈悲を持って勇気をふるう)
また逢いましょう(心ある人は平和を求める;「おかげ」ということ)
仏教への誘い(愛;愛憎;縁 ほか)

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島県生まれ。東京女子大卒。瀬戸内晴美の名で、小説、随筆、古典文学の現代語訳など幅広い創作活動を展開。73年、平泉の中尊寺で得度受戒し、法名は寂聴。京都・嵯峨野に「寂庵」を結ぶ。87年、岩手県の天台寺の住職に就任。2005年に退くまで続ける。女流文学賞(『夏の終り』)、田村俊子賞(『田村俊子』)、谷崎潤一郎賞(『花に問え』)、芸術選奨文部大臣賞(『白道』)、野間文芸賞(『場所』)ほか多くの文学賞を受賞。97年、文化功労者

宮崎奕保[ミヤザキエキホ]
1901年、兵庫県生まれ。兵庫県加古川市、福田寺小塩〓童師の嗣法。名古屋市安斎院専門僧堂、岐阜県龍泰寺専門僧堂、神戸市八王寺専門僧堂、京都市大徳寺僧堂等に安居。46年、大本山永平寺単頭就任。56年、大本山總持寺伝光会講師。65年大本山永平寺後堂就任。その間、大本山永平寺眼蔵会講師、永平寺顧問、御直末会会長歴任。81年、大本山永平寺監院就任。85年、大本山永平寺監院退任、副貫首就任。93年、大本山永平寺貫首、曹洞宗管長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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T坊主

8
”私たちは二つの目でこの世のあるゆる現象を見ていますが、刻々と変わる自然や、常々顔を合わせている家族の顔さえろくに心を込めていません。”という文章に触れてはっとしました。”正しく見ていたら、天変地異も幾分かは予感し察知できるし、家族の健康や精神の異変にも一早く気づくはずですが、たいてい手遅れになっている。” 人間とはなかなか難しいものですね。精進精進2018/05/25

kyon

4
対話は、スラスラ読めます。後半の仏教用語は、般若心経などで見かける言葉の解説が。なるほど、こう言う意味か〜と思えます。でも、仏教の事よく知らない私には、まだ実感のない言葉もあり、もう少し詳しくならないとなぁ〜と思いました。2016/09/20

りこりり

3
よかったです!2022/10/03

0422

2
いい。おじいちゃん、おばあちゃんの対談と仏教用語の寂聴さんによる解説がいい。2014/12/16

みっちゃんパパ

2
得度したら、一人を慎むべし。常に仏様と二人でいるから、ということのようだ。これを宇宙の真理と置き換えて、我々みんなで共有すると良いかも知れない。2012/03/30

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