内容説明
反戦川柳で検挙され獄死した鶴彬、伝統派に初の叛旗を翻した田中五呂八、夫・剣花坊の遺志を守った井上信子。大正デモクラシーの中に生を受け、後におこる新興短歌・俳句の先駆をなす新興川柳運動を紹介し、近代文学史の欠落を埋める意欲作。
目次
第1章 近代川柳のおこり
第2章 田中五呂八の雌伏
第3章 新興川柳宣言
第4章 新興川柳派の成立
第5章 プロレタリア川柳論争
第6章 新興川柳派の衰退
第7章 反戦柳人・鶴彬
第8章 新興川柳派の終息
第9章 川柳の戦後
第10章 『川柳人』復刊
反戦川柳で検挙され獄死した鶴彬、伝統派に初の叛旗を翻した田中五呂八、夫・剣花坊の遺志を守った井上信子。大正デモクラシーの中に生を受け、後におこる新興短歌・俳句の先駆をなす新興川柳運動を紹介し、近代文学史の欠落を埋める意欲作。
第1章 近代川柳のおこり
第2章 田中五呂八の雌伏
第3章 新興川柳宣言
第4章 新興川柳派の成立
第5章 プロレタリア川柳論争
第6章 新興川柳派の衰退
第7章 反戦柳人・鶴彬
第8章 新興川柳派の終息
第9章 川柳の戦後
第10章 『川柳人』復刊