講談社文庫<br> 二重奏

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講談社文庫
二重奏

  • 著者名:赤川次郎【著】
  • 価格 ¥764(本体¥695)
  • 講談社(2011/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062756037

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内容説明

18歳の香子は、「人の死を予知してしまう」不思議な能力の持ち主。両親の死後、その能力を封じ込めようと入院させられていたが、ある雨の夜、自力で脱出!そのときから「新しい運命の扉」が開いた!幽霊と知り合い、不幸な予感が次々と現実となっていく中で、傷ついた空っぽな心にも変化が生まれて……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nAoo

9
久々の赤川次郎。ツッコミどこ満載なのに、読み終わったあとスッキリするのが赤川次郎なんですよね〜。2014/09/24

6
とっても良かったです。犯人が誰!?というよりは香子がピンチをどう解決していくかが面白かった。2014/05/15

kaizen@名古屋de朝活読書会

6
人の心の闇を描いた作品かもしれない。 幽霊と言葉をかわし,これから起きる事件の映像が目に浮かぶ。 会社を経営する叔母。母の兄弟だったその夫。 二重奏は,最初は従姉妹と,次は従兄弟の恋人と,そして助けた女の子と,最後に腹違いの娘と。 実は,叔母との二重奏がここから始まるのかもしれない。2011/08/16

こだま

5
香子は未来予知があり一年入院させられていたが自力で逃亡。次々に起こる事件を予知能力で未然に防いで解決して行くんだけど悪夢のように事件実行される描写がリアルで感情移入してちょっと背筋がゾゾゾっと凍りついて風邪引きそうになった。まだ暑い時期に読んだからよかったけど(笑)最後には伏線がほぼ回収され、ラストは衝撃的だった。香子が言ってた「堪えられなくても出られないの」というのが深くて精神病院の長期入院もそうだけど本人の尊重が守られず外国人収容された人達の心の叫びのように聞こえた。2022/09/14

Rie

5
この展開は反則でしょ…。予知夢や幽霊がみえるまではいいとしても設定が荒い気がする。両親の過去も叔母さんのその後もわからないし主人公は性格が変わりすぎでは。他にも突っ込みどころ満載でなんだかもう!!2012/12/07

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