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出版社内容情報
物件、お墓、霊道、結界、気、パワスポなどにまつわる霊障や謎をテーマに、霊能者・詩乃さんが手がけた霊障相談を漫画家・流水りんこがコミック化! 独自の目線で語られるゾッとするエピソードや裏話が楽しめる、霊能者&漫画家の強力“心霊”タッグ本!■「HONKOWA」コミックスの試し読みは、公式試し読みサイト「ソノラマ+」まで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
129
私も魍魎鬼を踏んでいるかも知れないので、ときどき塩風呂に入り、それも効かない時は「イタイのイタイのとんでけ」をやろう。第4話は、ドイツ人の霊をお経で成仏させる話。「執着がほどけて魂が軽くなれば、それぞれの信じる上の世界に勝手に上がっていく」という詩乃さんの言葉から、信心さえあれば特定の宗教に拘らなくてよいのかもと思った。第5話は、池に集まる不成仏霊を軍荼利明王が斬りまくって成仏させる話。執着を断ち切ることの難しさ・恐ろしさがこの話に表されているが、斬られて成仏する霊の痛みに涙を流す詩乃さんが印象的だった。2023/11/27
ネムコ
21
この夏は好みの怪談コミックが出なかったので、新しいシリーズに手を出してしまった。流水さんのお知り合いの霊能者・詩乃さん。表紙はちょっと美し過ぎて引いたけど、中身はなかなかユニークな性格と経歴の方で面白かった。同じ霊能者でもいろんな方がいるのですね。2022/10/16
もこもこ
4
ワクチン接種後購入。体調不良で読むオカルトはハマる。神仏混合と一言で言っても、時には一人の人が神道と仏教を扱うことが、以前より腑に落ちなかったのだが。登場人物の詩乃さんいわく、神道は土地の神様など神様に届きやすく、仏教は仏陀が人間の苦悩を救済しようと始めた成り立ちのせいか、元·人に届きやすい、とのこと。あと、作中でドイツ人の霊をお経で上げるのだが、いわゆる成仏ではなく、キリスト教の天国の門をくぐったのではないかとのこと。こういうのは、世界観を構築していく哲学に近い気がする。2022/12/10
ワタナベ読書愛
1
2022年刊行。霊能者の宮村詩乃を取材し、除霊などの活動を漫画化。漫画家は霊が見えるわけではないのに、見えているみたいな(霊能者・談)作画力で、現場で自分も体験している気がしてくる。特に印象に残ったのは、生きているうちに執着するとろくなことがない話。人に対して、家や場所に対してなど、相手の都合を考えず強烈に自分の意思を通そうとする執着は厄介だ。面白かったのは霊道の話。あちこちに霊の通り道があって、工事や何かで気の流れが変わると、霊道の位置も変わって来るという。ネットでは落ちていないリアルな話が満載ですよ。2024/12/19
Lazuli
1
怪奇現象に関する漫画は色々あると思いますが、ここまで現実的に起こる問題であると捉えているものは珍しいように思います。うまく説明できませんが、要するに霊や呪いにも理由があって、恨まれることをしてしまっているとか間違った供養をしてしまっているという世界観です。 なので、ここでの除霊活動がまるでゴミ屋敷掃除のように感じます。2023/05/25
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