内容説明
伝説的名作「翔んだカップル」に始まり、今も「大市民」「特命係長只野仁」とヒットを飛ばし続ける柳沢きみお!その柳沢きみおが創作の秘密から、人生哲学までを語り尽くすマンガ創作論。
目次
はじめに―超二流マンガ家宣言
第1章 マンガ家以前のDNA―新潟の少年
第2章 マンガとは何なのか?―少年ジャンプを飛び出して
第3章 マンガとは預言である―マンガ家の天国と地獄
第4章 マンガはストーリーではない、現場だ!―青年誌の海へ
第5章 マンガとは質ではなく量だ!―恥も外聞もなく
第6章 人生は地獄より地獄だ―ニヒリズムと解説
最終章 終わりは始まり
著者等紹介
柳沢きみお[ヤナギサワキミオ]
194年、新潟に生まれる。1972年、第4回手塚賞でマンガ界にデビュー。1979年度、第3回講談社漫画賞を『翔んだカップル』で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gtn
21
「私は二流です」と画力の拙さを自覚している著者。その著者が何十年も第一線を走り続ける理由として、「作家には言いたいことがある」からだと述べる。それは、"人間は楽しむために生まれてきた"ということなのだろう。コメディ、シリアス、ラブ&セックスを駆使した作品の底から、そんな声が聞こえてくる。2020/10/11
wsmr
0
だんだんカメラが近くなってゆく(顔マンガ化)しているのは時代に沿っているからか 何か狂気じみたパワーは増してる2011/04/20
とんび
0
中味は漫画の描き方というより、柳沢きみおクロニクル。 柳沢きみおさんが好きな人は即買いです。ただまー、絵を見るとなんか見たことがあるとか、それぞれの作品は好きだったりしても、作家として認識されてないところがある感じの人なので、誰にでも勧められるかといわれると多少躊躇します2011/04/16
yeahne
0
面白すぎてビビッた。2011/01/03