出版社内容情報
同志社大学創立者である新島襄。宗教家、教育者として紹介されることが多かったが、彼が情熱を傾けたものはそれだけではなかった。これまで触れられることが少なかった「博物学者」「自然科学者」ともいえる新島襄の新たな一面を紹介する一冊。
【目次】
内容説明
新島襄の戸棚の石を見ながら一緒に旅をしてみましょう!新島襄の足跡を再発掘!!
目次
第一章 鉱物や石への目覚め(新島襄標本;恐竜の足跡の化石;幼少から密出国までのサイエンス;アメリカでの学び;鉱物への目覚め;新島襄の戸棚1 リッチモンド鉱山の赤鉄鉱;新島襄の戸棚2 鍾乳石;地質図を模写;Bachelor of Science(理学士)を取得
オーロラとの遭遇
鉄道のトンネル工事
新島襄の戸棚3 三葉虫の化石)
第二章 岩倉使節団の通事としてヨーロッパへ(アメリカの教育視察;ヨーロッパの教育視察;グリニッジ天文台の望遠鏡;シベリアのマンモスの毛;新島襄の戸棚4 グリーン・リバー・バレーの岩石と化石;車窓から見た地層と「デビルズ・スライド」)
第三章 日本での石集め(新島襄の戸棚5 中小坂鉄山の磁鉄鉱;新島襄の戸棚6の1 水晶 ほか)
第四章 二度目の欧米見聞旅行(欧州での旅程;ヴェスヴィオ山に登る;新島襄の戸棚17 溶岩の鯛焼き;新島襄の戸棚18 ポンペイを埋めた火山噴出物;新島襄の戸棚19 ポンペイ遺跡のモザイクの石;ピサの斜塔とガリレオの生家;トリノ大学を見学;日本の哺乳類の学名表―スミソニアン博物館訪問)
第五章 飽くなき石への想い(新島襄の戸棚20 神戸層群の植物化石;新島襄の戸棚21 亜炭;新島襄の戸棚22 亜炭中の琥珀;新島襄の戸棚23 北海道産瑪瑙;新島襄の戸棚24 千種城跡の焼米と矢の根石;新島襄の戸棚25 南洋の貝殻とクジラの歯;同志社大学博物館構想;菊と新島襄)



