出版社内容情報
笑いの真ん中を駆け抜けた男・八波むと志。浅草フランス座から、脱線トリオでテレビの人気者となり、60年代「雲の上団五郎一座」で三木のり平と演じた「玄冶店」の舞台は"戦後東京喜劇の金字塔”として輝く。「マイ・フェア・レディ」で魅せた愛嬌のあるミュージカル俳優としての将来が約束されたところで突然の死。エノケン、ロッパ、森繁久彌、クレージーキャッツ、渥美清、伊東四朗……昭和の東京喜劇が最も高揚した時を、当時の評論家たちの言葉で綴る。
内容説明
逸話で綴る昭和の喜劇人たち。笑いの真ん中を駆け抜けた男・八波むと志。
目次
第1部 八波むと志37年の生涯(八波むと志の人生その前期 1926~55年・28歳まで;浅草時代;「お昼の演芸」 1956年4月~62年1月・脱線トリオ誕生;雲の上団五郎一座「玄冶店」 1960年12月;「浅草瓢箪池」 1963年3~4月 ほか)
第2部 八波むと志と東京喜劇(「東京喜劇」とは何か;1960年以降の喜劇界)
第3部 八波むと志の、それから…
著者等紹介
森田嘉彦[モリタヨシヒコ]
1947年東京都生まれ。1969年慶應義塾大学卒業。日本輸出入銀行(現・国際協力銀行)入行。ワシントン、ロンドン駐在員、人事部長、資源融資部長、理事、副総裁を経て2011年退任。その後、海外投融資情報財団、東京ガス、川崎重工業、三井物産などの役員・顧問を経て、現在、東洋学園大学評議員、ラテンアメリカ協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Yuho Tanuma