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内容説明
母病死の直後、五歳と二歳の我が子を残し、召集された父。熾烈な戦場の戦火の中、終戦の日まで生き延びた父。やっと、帰れると思ったのに。ソ蒙軍に拉致され、シベリア抑留のために連行されたという。
目次
父の生い立ち、母の生い立ち
父と母は恋愛結婚
満州国から内地へ帰国
太平洋戦争勃発
母が病死
父、召集される
父の上司、八木隊長から軍事郵便
父が負傷し、入院
岡山大空襲
太平洋戦争、敗戦で終わる〔ほか〕
著者等紹介
嶋崎研一[シマザキケンイチ]
1938年旧満州(現・中国東北部)大連市に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
3
2011年の読み納めの1冊。著者からいただいた本。自分の年代からすると、文字や画像の世界になってしまうのだが、それでも伝わってくるものは、とてつもなく大きい。子どもにとって、家族の意味するものの大きさとかぶるのだと思う。人は一人では生きていけるものではないと思っているので、その当時の状況においても、ここで書かれているようなことが、この国のあちらこちらであったとしても不思議ではないかもしれない。改めて、戦争というものの理不尽さと、当時の指導層のふがいなさを感じてしまう。2011/12/31
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