内容説明
多くの犯罪事例に接した著者がその背景にある社会、文化との関連を探る。エリートたちの挫折、汚辱、ホワイトカラー犯罪の本質に迫る。
目次
第1部 理論編(ホワイトカラー犯罪研究の創始;理論の展開と論争;本研究プロジェクト;逸脱の心理学的諸要因 ほか)
第2部 事例編(企業組織体犯罪の実態;一般公務員・エリート官僚の犯罪;政治家の汚職事件;一般サラリーマンの業務上犯罪)
補遺 日本人の罪悪感
著者等紹介
新田健一[ニッタケンイチ]
1926年、東京に生まれる。1953年、東北大学文学部心理学科卒業後、法務技官として各地の矯正施設を歴任。1986年、東京少年鑑別所所長を最後に法務省を定年退職し、昭和女子大学教授に転ずる。現在、昭和女子大学大学院特任教授(社会心理学専攻)。元日本犯罪心理学会会長
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感想・レビュー
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- 和書
- 富士皇朝