旺文社創作児童文学<br> 葬式ごっこ

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旺文社創作児童文学
葬式ごっこ

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784010695500
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

同級生のシシ君が、いじめを苦に自殺してしまった。ぼくは、いじめグループには入っていなかった。むしろシシ君とは仲がよかったぐらいだ。けれど、ぼくはシシ君がいじめられるところをただ見ていた。時には面白がっていた。自分がいじめらめたくなかったから。ぼくには、シシ君の自殺に全く責任がなかったと言えるだろうか。1986年に起こった鹿川君の自殺事件。そして、その引き金ともなった教室内での「葬式ごっこ」。実話をもとに構成したフィクションです。

内容説明

いじめは他人事じゃない。見ないふりしていませんか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みー

5
記憶の引き出しに、このタイトル・・聞いた事があるなぁと思い、図書館で借りた本。案の定、昭和60年に初めて、「苛め自殺」が大々的に取り上げられた事件をもとにした児童書だった。私達がこの位の時代は、「積み木崩し」とか、ヤンキーと呼ばれる子供がそこら中にいて、今とは別の形での学校崩壊が問題となっていた。苛めがあると、解決に向けて動くよりも、確かに「転校」が推奨されていたな~と、この本を読んで自分の中学校の苛め対応に対しても思い出した。この事件から20年以上経った今も苛めはなくならない。苛めはなくならないのだ。2015/09/23

a43

2
児童コーナーにあったのを、タイトルに驚いて借りた。86年の実話をもとにしたフィクションだった。しかも作者は「ストップ・イン・ザ・サン」などの作詞家だと。2013/04/17

がばいおばちゃん

2
重かった。衝撃的な事件で覚えている。そのあとも大河内君とか…。字が大きいのであっという間に読める。「イジメの本ありますか?」と聞かれたのでこの本を出したことがあり、一応読んでおこうと思って読んだ。2012/01/12

ふみ

1
主人公と周りの友人たちは強いなあ、と思いました。自分たちの罪を認めて、反省して、前を向いて、担任の先生を許せて、えらい。わたしはあの先生を絶対に許せないよ、、、2016/10/15

みぃ

1
86年、イジメを苦に自殺した鹿川君のお話。いまだになくならないイジメ。それどころか酷くなっている。《イジメ=犯罪》今後、警察が介入したとして、法律ができたとして、本当になくなる日はくるのだろうか。2012/11/19

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